公開年 | 2010年 AMPHIBIOUS 3D | |
制作国 | オランダ、インドネシア | |
監督 | ブライアン・ユズナ | |
原案 | ||
制作 | ||
制作総指揮 | ||
脚本 | ブライアン・ユズナ | |
撮影 | ||
音楽 | フォンス・メルキース | |
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海洋生物学者スカイラー・ジェーン(ファナ・ファサート)は、誇大発見を謳ってしまった古代生物の裏付けの為、北スマトラ海沖を調査中でした。駆り出されたのはジャック・ボウエン(マイケル・パレ)を船長とする小型船でした。
その途中、ジャックの輸送問題でジャマールの漁場に寄ったのですが、スカイラーはタマール(モニカ・サヤンバティ)と呼ばれる子供に助けを求められます。両親が津波で死に、漁場に売られたものの扱いは最低だったのです。しかし丁度ジャックとボスであるハリスとのいざこざで連れて行くことはできませんでした。やむなく現地の警察に頼み込みますが、警察ぐるみで隠ぺいしている有様でした。
一方その頃、理不尽な事故で兄アリスを失ってしまったタマールは、自分の血を使ってアンカラ・ムルカを呼び出し復讐を開始します。
次の日、ジャックたちはジャマールの従業員の1人が水死体で船に引っ掛かるのを見て、ジャマールで何かあったのではないかと急行します。なんとかタマールを助けようとするスカイラーはジャマールに乗り込もうとするのでしたが…。
トレマーズの名前に引かれて借りたのですが、今までと同じく当然のように「トレマーズ」とはまったく関係ありません。
ただ、今までとは違って期待を裏切る良さがあったと思います(あれ?何か日本語がおかしいぞ)。
さすがは「死霊のしたたり」で制作総指揮を務めたブライアン・ユズナ監督といったところでしょうか…にしてもちょっとレベルダウンしてますけど。(^^;
ただの古代のモンスター(広翼類ミクソプテルスというらしい)映画だけでなく呪術を組み合わせたのですが、呪いをかける前から暴れていましたし、ちょっと微妙なところでしょうか。さらに最後では自分で止めを刺していますしいったいどういうことだったのでしょうか。どうも微妙なところですね。
最後まで期待を裏切らせる展開でよかったのですが、残念ながらなんともやるせないラストでしたねぇ…結局のところタマールたちを助けるタイミングが問題だったということでしょうか。スカイラーの頑張りが見事に空振りなのがなんともはや。
特に子供を失っているスカイラーに、ラストでジャックが言った一言があまりにも哀れ。(- -;;
【ここがいい!】
・モンスターはどう見てもアレなんですけど、特撮は結構頑張っていると思いました。ジャマールの人たちも相当な悪人ばかりなので、悲惨な描写もOKです。
・お約束もラストもあってB級としては満足です。
【ここは問題かな?】
・よく考えるとこのモンスター、尻尾で襲っているんですよね。視覚能力でもあったのでしょうか。
【一言いいたいコーナー】
・ちなみに原題は水陸両生っといった意味ですね。また3D仕様のようです。
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