映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年08月26日

アナベル 死霊館の人形

死ぬまで遊んで♪
アナベル 死霊館の人形 [Blu-ray]
2014年(ANNABELLE)製作国:アメリカ
監督:ジョン・R・レオネッティ原作:
製作:ピーター・サフラン、ジェームズ・ワン製作総指揮:
脚本:ギャリー・ダウベルマン、サンライズ・ダンゴ撮影:ジェームズ・ニエスト
音楽:ジョセフ・ビシャラamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
1967年…赤ちゃん誕生を待つ妻ミア・フォーム(アナベル・ウォーリス)に、ジョン(ウォード・ホートン)はミアが探していたアンティーク人形をプレゼントします。喜ぶミアはその人形をお気に入りの場所へ飾るのでした。

その夜…隣の家の人が襲われる光景を見たミアはジョンにその事を知らせます。ジョンは隣を調べに行きましたが、男女の犯人たちはミアの家にも現れ、彼女を襲うのでした。ミアは腹部を刺されましたが、間一髪、駆けつけた警官とジョンによって助けられました。幸いにも子供は無事で誕生し、リアと名付けられます。

犯人は隣の娘アナベル・ヒギンズ(ツリー・オトゥール)とその恋人であり、彼女たちは悪魔を崇拝するカルト集団の一味でした。
アナベルがアンティーク人形を抱いたまま死んだ事にミアはその人形を捨てるようにジョンにお願いし、自分たちも新しいアパートへと新居を移すのでした。しかし、捨てたはずの人形が荷物の中から出、以後、ミアとリアとの周りて奇妙なことが起こるようになるのでした。
怖くなりいろいろと調べていたミアは書店のエブリン(アルフレ・ウッダード)と知り合い現象について相談するのでしたが…。

ブログ DE ロードショー


映画レビュー
普通かな映画鑑賞の記録miriさん発祥、現、忘却エンドロール宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第7回 夏のきもだめし企画」です。

企画5回目に観たのは、「アナベル 死霊館の人形」です。死霊館シリーズのスピンオフというか前日談といいましょうか…死霊館のプロローグで話のあった人形に関する話で、ラストがそのままその人形を買っていくという形でつながっています。

映画レビュー


これは悪魔の話で、オカルト系ですね。
しかも実際にどうにもならない感じで、ちょっと欲求不満も残りそうです。
本当は「チャイルド・プレイ」のチャッキーのように動くのかと思っていたのですが…まったく動きません。(^^; まぁ、その動かないがゆえにいったい何が起こるのか解らないところが怖いんですけどね。
それにしてもチャッキー人形といいアナベル人形といい、向こうの人たちの人形に関する感性がよく解りません。私なら、絶対に購入しようとは思わないんですけど。

チェックポイント
【ここがいい!】
・アナベルの存在感。そこにあるだけで怖いというのはもう…。ギリギリと動かないですけど、いなくなったり突然現れたりはします。(^^;
・呪いより序盤のカップル襲撃が一番怖かったかも。

【ここは問題かな?】
・呪い(?)が回避できなくなってのエブリンのラストにはしっくりこず、なんとかならなかったのかとは思ってしまいました。エブリンにとっては後悔していたことに対しての…というのはあったのでしょうけど。

【一言いいたいコーナー】
・アナベル、動かない!!ハイディホー!…って違う!(^^;
Number939・主人公であるお母さん役の人の名がアナベルというのも因縁みたいな形で面白いですね。

コメントをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「アナベル 死霊館の人形」

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posted by 白くじら at 22:46| Comment(2) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

死霊館 エンフィールド事件

霊すら従わせる存在とは。
死霊館 エンフィールド事件 [Blu-ray]
2016年(THE CONJURING2)製作国:アメリカ
監督:ジェームズ・ワン原案:チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ、ジェームズ・ワン
製作:ピーター・サフラン、ロブ・コーワン製作総指揮:ウォルター・ハマダ、デイヴ・ノイスタッター
脚本:チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ、ジェームズ・ワン、デヴィッド・レスリー・ジョンソン撮影:ドン・バージェス
音楽:ジョセフ・ビシャラamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
1976年、教会からの依頼でニューヨークのとある家に訪れた心霊研究家のエド(パトリック・ウィルソン)、ロレイン(ヴェラ・ファーミガ)のウォーレン夫妻でしたが、そこは1965年の一家惨殺事件の舞台となった家であり、透視能力を持つロレインは地獄であるとつぶやきます。
アミティー事件と呼ばれたこの事案は、夫妻の心身に大きな傷跡を残すことになりました。
しかし、その1年後、ロンドンのエンフィールドの住宅で、夫妻は更に邪悪な地獄を見ることになるのでした。

1977年、ロンドン北部のエンフィールド。
シングルマザーのペギー・ホジソン(フランセス・オコナー)は、長女マーガレット(ローレン・エスポジート)、次女ジャネット(マディソン・ウルフ)、長男ジョニー(パトリック・マコーリー)、そして末っ子のビリー(ベンジャミン・ヘイ)と一緒に古びた家に住んでいました。

夫と別れ4人の世話で大変なうえに、ジャネットが学校で煙草を吸ったとの報告もあり、家族はぎくしゃくしていました。
そんな時、物音や実際に家具が動いたり、ジャネットが太い男の声でしゃべったりと怪奇現象が起き始めてしまいます。次第にひどくなる怪奇現象に、教会を通じてウォーレン夫妻に救いを求めるのでしたが、夫が死ぬという予知夢を見てしまったロレインは気が重くなるのでした。
それでも調査を始めていた夫妻でしたが、ジャネットが霊が暴れたという偽装工作をしているところがカメラに写っており、落胆した2人は調査を打ち切る事に…しかし!

映画レビュー
ちょっとオススメ2013年「死霊館」の続編。もっとも邪悪なと言っていた前作よりもさらに地獄のような事例があったようです。(^^;
いろいろなポルターガイストは前作を上回り、かなり長期にわたって続いたようです。どうやら霊と言うのは、人々の感情によって出てくるようで、家族、学校のゴタゴタのせいで出てきやすくなってしまったようですね。
とくにとりつかれてしまうジャネットは心身ともにボロボロ状態ですね。未公開映像にもありましたが、学校での可哀そうなくらい虐めが酷いです。先生も見ているだけで何もしないし…ホントに取りつかれて当然だと思うくらい。
悪魔などより、よっぽど同級生が怖いです。

チェックポイント
【ここがいい!】
・今回も母親と子供(特にジャネット)との交流はよかったですね。特にベッド中でタバコの事をいうところなど。でもこの事件が無かったら母親はずっと娘の言う事を信じなかったのかも?
・警察などほかの人間にもポルターガイストが観れたのは良かったです。
・どきっとするシーンは前作を上回ってます。

【ここは問題かな?】
・これも実話を基にしているようですが、後半悪魔の存在が出てきたときには逆にちょっと拍子抜けしてしまいました。木の杭の部分なども、実にエンターテイメント的な要素だと思いますけど、どうなんでしょうね。(^^;
・あの全てを偽装だと言っていた女性(役所の人だったかな)にも霊やポルターガイストを見せて反省してほしかったです。でも、そういう演出こそエンターテイメントかな。(^^;;;

【一言いいたいコーナー】
・長男のジョニー…影が薄いですね。(^^;
・悪魔さん、霊のビルにあんなこと言わせて、支配下においていなかったの?
・ビルの入歯って実体化していいの?
Number894・アナベルが最後しか出てないじゃん!

関連リンク
2013年「死霊館
2016年「死霊館 エンフィールド事件

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「死霊館 エンフィールド事件」

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posted by 白くじら at 23:06| Comment(4) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月02日

死霊館

封印されてきた邪悪な事例。
死霊館 [Blu-ray]
2013年(THE CONJURING)製作国:アメリカ
監督:ジェームズ・ワン原作:
製作:トニー・デローザ=グランド、ピーター・サフラン、ロブ・コーワン製作総指揮:ウォルター・ハマダ、デイヴ・ノイスタッター
脚本:チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ撮影:ジョン・R・レオネッティ
音楽:ジョセフ・ビシャラamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
1971年、ロードアイランド州ハリスヴィルの田舎にある古びた一軒家に、5人の娘たちと引っ越してきたペロン夫妻(ロン・リビングストン)でしたが、悪臭、時計が全て3時7分で止まったり、ペットの犬が死んだり、家に体当たりしてくる鳥…そして子供たちにまで怪奇現象が及ぶ事になり、ついに母親のキャロリン(リリ・テイラー)は、心霊現象の研究者としては有名なウォーレン夫妻に解決をお願いするのでした。

妻のロレイン・ウォーレン(ヴェラ・ファーミガ)は透視が使える霊能力者であり、研究家である夫エド・ウォーレン(パトリック・ウィルソン)とスタッフたちとともに家にやってきましたが、そこに巣食う悪霊は、夫妻の想像を超える邪悪な存在であり、その魔の手は彼らの娘ジュディ(スターリング・ジェリンズ)にも伸びていくのでした。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回夏のきもだめし企画」です。

今回観たのは「死霊館」、続編やスピンオフ的作品も作られた第一作目です。
有名な超常現象研究家のウォーレン夫妻が実際に調査した事件の中で、これまで封印してきたという衝撃の体験談を基に作成されたとのことです。



実はその後作成された「アナベル 死霊館の人形」の噂を聞いたり、本作のパッケージに人形が出ていたりしていたので、てっきり「チャイルド・プレイ」のように人形がメインの作品かと思っていたのですが…本作のメインストーリーには基本関係なかったので、ちょっと肩透かしを食らってしまった感がありましたが、内容的にはオーソドックスな作りでしたね。とはいえ、実際に音や動きだけにとどまらず、本当に悪霊が姿を現してしまうのは今風かな。

まるで「ポルターガイスト」ような役立たずスタッフになるかと思ってしまいましたが、何気にちゃんと能力を持っていてびっくりです。(^^;

チェックポイント
【ここがいい!】
・心霊現象に関しては、子供たちの恐怖がよく出ていましたね。髪を引っ張られたり、足を掴まれたりとそれほど特別な特撮ではないんですけど、恐怖感を出していました。ただ、おしいのは子供たちが5人もいて区別がつきにくかったところでしょうか。
・やっぱり母は強しといったところでしょうか。両家族の母親がキーになっていたのもいいです。
・どうしてこんなことになってしまうのか?という現象に関して徐々にわかっていく構成がいい。

【ここは問題かな?】
・除霊できるの?最初から…。(@@; 結構、科学的に解明していっていたのに…うーん。
・アナベルがほとんど出てないじゃん!いいのか(いいのです)!

【一言いいたいコーナー】
・バチカン、役に立たない!(-"-;
Number893・だから、アナベルは!?

コメントとトラックバックをさせていただきました。
忘却のエンドロール(宵乃さん)の「映画「死霊館」観ました
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「死霊館」

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posted by 白くじら at 19:33| Comment(4) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

ゴーストバスターズ

誰かがNYにゴーストを放った!
ゴーストバスターズ(初回生産限定)
2016年(GHOSTBUSTERS)製作国:アメリカ
監督:ポール・フェイグ原作:
製作:アイヴァン・ライトマン、エイミー・パスカル製作総指揮:ポール・フェイグ、ジェシー・ヘンダーソン、ダン・エイクロイド
脚本:ポール・フェイグ、ケイティ・ディポルド撮影:ロバート・D・イェーマン
音楽:セオドア・シャピロamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
コロンビア大学で終身雇用を考えていた素粒子物理学のエリン・ギルバート(クリステン・ウィグ 声:友近)でしたが、かつて友人のアビー・イェーツ(メリッサ・マッカーシー 声:渡辺直美)と執筆した根拠のないゴーストに関する本がネットで紹介されてしまい、それがもとで大学を首になってしまいます。
アビーの学校へ行くも、アビーと原子力エンジニアのジリアン・ホルツマン(ケイト・マッキノン)たちもまた研究を馬鹿にされて大学を追い出されてしまうのでした。

彼女たちは、自分たちの能力を知らしめるために街に出没するゴースト退治を始め、やがて地下鉄職員のパティ・トラン(レスリー・ジョーンズ 声:くじら)を含めた4人と顔だけで選ばれた事務のケヴィン(クリス・ヘムズワース 声:森川智之)は勝手に名前を付けられた「ゴーストバスターズ」として名を上げていくのでしたが、何故か政府はそれを詐欺事件として扱おうとするのでした。
そんな中、ゴーストが出現した地区を調べていたエリンたちは、それがあるラインに基づいていることに気付き、容疑者であろうローワン・ノース(ニール・ケイシー 声:岩田光央)に迫るのでしたが…。

映画レビュー
普通かな今年最後の鑑賞は、実に32年(2からは27年)ぶりにリブートされた「ゴーストバスターズ」です。
当初は3作目として作られる予定だったようですが、イゴン・スペングラー博士役のハロルド・ライミスが亡くなられたことからあの続きとして新メンバーが活躍するという話ではなく、新たにリブート作品となったようです。
しかし、カメオ出演として、超常現象を信じないマーティン・ハイス役にビル・マーレイ、タクシー運転手にダン・エイクロイド、ビル叔父さんにアーニー・ハドソン(4人目のバスターだった人)、ホテルのフロント係としてアニー・ポッツ(受付嬢だった人)、エンディグで登場したシガニー・ウィーバーなど俳優業を引退してしまったリック・モラニス以外の主要メンバーが登場したのは嬉しいです。

基本的に1作目を彷彿とさせてくれる流れで、見たことのあるシーンが多く、それでいて、肩透かしをしてくるような演出が多くて、懐かしい思いが多かったのですが…思い起こせば笑ったり、おおっとなったりしていたのはその部分だけだったかもしれません。(^^;;

何はともあれ、今年も忙しくて月に数本程度の記事しか上げることができなかったのが残念でした。
来年はもっと本数を増やしていきたいと思っていますがどうなることやら。
みなさま、よいお年を。そして来年もまたよろしくお願いいたします。(_ _)

チェックポイント
【ここがいい!】
・特撮は頑張っていて、いろいろなゴーストとの戦いは楽しいですね。
・今回の巨大な邪悪なマシュマロマンだけではなく、以前のマシュマロマンも登場したのがうれしかったです。(^^;
・ゴーストバスターズのトレードマークはやっぱりアレ!でも、その候補に挙がったのも面白いものがありました。

【ここは問題かな?】
・すぐにビームを作動させていたのは、安易過ぎかな。
・今回は日本語版で観ましたが、ギャグにはあまりついていけないというか、あまり笑えない箇所が多くあったと思います。字幕版だとまた違ったのかな?

【一言いいたいコーナー】
リック・モラニスさん、またコメディを見せてください!
Number872・ラストまでネタオチがあるので切らないでね。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「ゴーストバスターズ」
REAL LIFE(RELLIFEさん)の「【映画】 ゴーストバスターズ (2016年)

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posted by 白くじら at 21:53| Comment(6) | TrackBack(2) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

レガシー

その中から1人選び、我が魂を授けん。
レガシー [DVD]
1979年(THE LEGACY)製作国:イギリス、アメリカ
監督:リチャード・マーカンド原作:ジミー・サングスター
製作:デヴィッド・フォスター、ローレンス・ターマン製作総指揮:アーノルド・コペルソン
脚本:ジミー・サングスター、ポール・ホイーラー、パトリック・ティリー撮影:ディック・ブッシュ
音楽:マイケル・J・ルイス、主題歌:キキ・ディーamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
建築デザイナーであるマギー・ウォルシュ(キャサリン・ロス)の元に仕事が舞い込みます。彼女は恋人ピート(サム・エリオット)と共に観光を兼ねてロンドンに向かうのでした。

ロンドン郊外…2人のバイクは前方から来たロールスロイスを避け損ねてしまいます。ロールスロイスの紳士ジェースン・マウントオリーブ(ジョン・スタンディング)は2人を心配し村の修理屋を紹介するとともに、自分の屋敷に招待するのでした。
くつろぐ2人でしたが、どことなく不気味な看護婦アダムズ(マーガレット・タイザック)の存在や不可思議な事故が起こり、この屋敷に対する不信が起きたころ、次々と客が到着し始めます。
不思議な事に偶然にここへ招かれたはずのマギーのことを全員が知っていました。そして最初の惨劇が…水泳選手である女性がプールでおぼれてしまいます。動揺を隠せないマギーは死期が訪れているジェイソンに呼ばれ、彼女を含む来訪者がジェイスンから莫大な遺産とパワーを受け継ぐことになっていることを知るのでした。

信じられない思いの二人でしたが、次に起こった惨劇に屋敷を出ます。車を奪い逃げますが、何故かその土地から出ることができず、ついにマギーは屋敷に残る決心をするのでしたが…。

映画レビュー
普通かな映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第5回夏のきもだめし企画」です。
ホラー系は大好きですが、今回は先日購入してからまだ観ていなかった懐かしの「レガシー」にしました。1970年代は1973年「エクソシスト」1976年「オーメン」などに触発されオカルト(主に心霊現象、超常現象を扱ったもの)ブームとなり類似作品が数多く作られましたが、この「レガシー」もその1作です。

映画レビュー

他の作品では、主人公が超常現象に立ち向かうことが多いのですが、本作ではタイトルのレガシー(遺産)の名の通り、その能力を受け継ぐことができるのかというところにポイントを置いているところが違うところです。
とはいえ、次々と遺産を受け継ぐ資格者が次々と惨殺されていくのは当時の定番ですね。
今観るといろいろと謎で突っ込みたいところも多いのですが、懐かしの1本なのでよし!としましょう。おい。(^^;

チェックポイント
【ここがいい!】
・実はこのOPで使われている曲は大好きです。当時テープに録音して何度も聞いたものです。ラストで決め台詞の後も流れていたのですが、字幕で観ていたら別のおどろおどろしい曲でした。(@@;; あれは吹き替えだけだったのかな。実はちょっと軽快なテンポなので作中に流れるのは緊迫感が途切れるかもしれませんが、移動中なら脱出できそうでいいのかな(脱出は出来ないんですけどね)。
・ラストで銃口を塞ぐところ。魔女として覚醒したのかな。
・白猫が生き返るところ。

【ここは問題かな?】
・ガラスの破片で串刺しにされるバーバラですが、後のシーンで全て抜き取られているのはミス?
・屋敷の中でピートがあまりにも場違い。(^^;;

【一言いいたいコーナー】
・主演のキャサリン・ロスサム・エリオットは5年後の1984年に結婚しました。
Number863・なんだか「そして誰も居なくなった」とダブります。

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posted by 白くじら at 05:03| Comment(2) | TrackBack(0) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月15日

サベージ・キラー2

花嫁には決して追いつかれぬように。
サベージ・キラー2 [DVD]
2014年(THE BRIDE)製作国:アメリカ
監督:マーセロ・ダチアーノ原作:
製作:製作総指揮:
脚本:マーセロ・ダチアーノ撮影:
音楽:マルコ・カバリエリamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
150年前、アパッチ族の結婚式が軍隊によって踏みにじられ、花嫁は凌辱の限りを尽くされた後「血の木」に埋められるのでした。

現代…結婚式を控えたマルコとキラ(ヘンリエッテ・リッデルヴォル)は、マルコの友人であり弁護士のハリソンの山小屋で一夜を明かします。
愛を再確認した2人でしたが、次の日の朝、突然侵入してきた男たちにマルコが囚われ、1人奮戦したキラでしたが、その乱闘の中、マルコは射殺されます。森に逃げたキラも捕えられ3人にかわるがわるレイプされ、最後には殺された挙句、2人そろって埋められてしまうのでした。

しかし、その埋められた場所にあった木こそが、伝説の「血の木」だったのです。
アパッチの花嫁アイアナの霊は同じように惨殺されたキラと同調し、彼女は復活するのでした。

蘇るマルコとの日、そして凌辱されたこと、アイアナからアパッチの斧を託されたキラは男たちの姿を求めて森の中に消えていくのでした。

一方、男たちは彼らを雇ったというボスから、誘拐失敗のきついお説教を受けていたのですが…。

映画レビュー
とほっ…衝撃の「サベージ・キラー」から1年…登場した2ですが、前回の話でゾーイたちの話は終わっており、この作品は同じシチュエーションということで2となったようです。原題も「THE BRIDE」ですしね。
ただ、同じ世界観ならともかく、これは「トレマーズ」の続編を期待する前に登場してきた「新」だの「シー」などをつけた偽物に近いかもしれません。
それでも同じようなストーリーには違いないんですけどね。

主人公のキラは、マルコにサプライズだということでウェディングドレスを披露(なぜか下はブーツですけど)するのですが、その時に襲われてしまうため、「花嫁が…」という形をとっています。この花嫁さん、一作目の華奢なゾーイと比べて、もともとかなりの戦闘能力を持っています。いったい何者なのでしょうか。そのせいでマルコがあっさりというのもなんとも。しかも外に逃げ出してからはその能力もあまり発揮されておらず捕まってレイプと…どうしてこんな設定だったのかよく解りません。
なので、アパッチの花嫁の憑依は不死身の体と武器の入手だけだったのも知れませんね。(^^;

復活後は、男どもへの復讐ですが、グロいシーンもあるものの執拗にグロいわけでもなかったように思えます。それになんとも男たちがバカすぎて、凶悪な個性が感じられないのも敗因の一つですね。こういう作品ではとことん卑劣な男に、とことんグロい方法で復讐するのが見どころとなるはずなのに、困ったものです。

チェックポイント
【ここがいい!】
・ちょっとだけ修復するところもあったのですが、グレーのガムテープが出てきました。(^^;ちょっと嬉しかった。
・目つぶし!これは痛いぞー。
・アパッチのアイアナ…可愛すぎやしない?ラストはいいけど、迫力が…(これ、ここがいい!ところなのか!?)…だから不死身にするしかできなかったのかな。(^^)

【ここは問題かな?】
・序盤のキラとマルコの愛を語り合うところが、車から山小屋まであまり感じられない上に異様に長いです。しかもキラがツンツンで。(^^;
・レイプシーン…無表情過ぎ。もう死んでいるのかと思いました。
・乗り込んできた男たちがバカすぎる。4人のリーダーからして言っていることが簡単にボスに論破されていまうという。それに、リーダーにしてもボスにしても、みんな話がくどくど長くって、とてもテンポも悪いです。
・大ボスはいったいどうするの?ついでにあの彼女は?

【鑑賞中の秘密の話(@@)】
・最初の犠牲者は恨みとばかり「アレ」を切り落とされるのですが、いったいいつ切られたのかさっぱり…確かにズボンのその部分は血塗られてましたけど、血もつかずにその部分だけ落ちているとは…何度も見直してしまいましたが…???はて?

【一言いいたいコーナー】
・掘り返された穴を見たときに、マルコではなく、キラだと思った理由は?
Number828・3年後…えっ、なんですかソレ?

コメントとトラックバックをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「サベージ・キラー2

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ラベル:ホラー ゾンビ
posted by 白くじら at 19:06| Comment(2) | TrackBack(0) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

サベージ・キラー

地獄でさまよえ!
サベージ・キラー [DVD]
2013年(SAVAGED)製作国:アメリカ
監督:マイケル・S・オヘダ原作:
製作:アンドリュー・トーマス・ハント製作総指揮:
脚本:マイケル・S・オヘダ撮影:マイケル・S・オヘダ
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
聾唖のゾーイ(アマンダ・エイドリアン)は、自分を認めてくれた黒人男性のデイン(マーク・アンソニー・サミュエル)と結婚するために、父の形見の車で彼の元に独り向かっていました。
しかしニューメキシコ州のアクメで、迫害されていた原住民を助けようとして逆に4人の男たちに誘拐されてしまいます。有刺鉄線で縛り付けられ凌辱されゾーイは心身ともに壊れてしまいます。やっとのことで抜け出した彼女でしたが、誘拐犯の一人ウエスト(トム・アルダバリー)の持つ見るも恐ろしいナイフで抉られ無残にも絶命してしまいます。

夜、地面の中で息を吹き返したゾーイを発見した呪術医は儀式を行い助けようとしますが、100年前に殺されたアパッチ族の大酋長「赤袖」マンガス・コロラダスの霊が憑依してしまうのでした。超人的パワーを持ったゾーイは酒場で誘拐犯の一人ジェド(ロニー・ジーン・ブレビンズ)を血祭りにあげ、主犯であるトレイ(ロドニー・ローランド)を探し求めるのでした。

一方、ゾーイを心配していたデインは、彼女からの着信と画像からアクメに到着していたのですが、ゾーイがジェド、そしてクリードを殺害したことによってトレイに人質にとられてしまいます。さらにトレイは、ゾーイを倒すために援軍を呼び待ち構えまえるのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメブログ友達の銀幕大帝α(ヒロ之)さんのところで紹介を読んでから観ることにした作品です。

独り、もしくは複数で旅行中の女性が凌辱され復讐を果たすというタイプなのですが、この作品ではアパッチの大酋長の霊が乗り移っており、かなりの戦闘能力を発揮して敵を倒します。おかげで、スッキリと爽快感が…と、いうのはその場ではあるんですけど…。
というのも主人公のゾーイは復活したものの死体の腐敗が進み、もう2度と元の生活には戻れないことがかわかりつつの復讐です。聾唖の自分を愛し分かり合えた恋人デインの前にも現れることができず、戦いの中で傷付き壊れていく肉体の無残さと悲哀よ。
ラストで交わす手話があまりにも可哀そうでした。

チェックポイント
【ここがいい!】
・復活してデインと電話で話すゾーイ、復活したことによってか聴力が戻ったところ。
・レイプシーンはかなり抑えた描写ですが、有刺鉄線で縛るとは、さらにそこから抜け出るところは痛い、痛い。(T T)
・こういう作品ではやっぱり復讐シーンが重要ですが、腸の引っ張り合いや弓の使い方などは怖いですね。至近距離からの弓矢は描写的に痛いんですよ。
・破壊されてしまった体をビニール(ガム)テープでまくところ。
・大酋長から武器を託される辺り、もう演出が突っ走ってますね。
・もうデインの元には戻れないための決別の指輪や、苦悩するデインと壁ひとつ離れたところでそれを感じているゾーイなど…特にラスト、悲哀が漂ってます。こういうホラー系で目頭が熱くなるのも珍しいかも。

【ここは問題かな?】
・ああいう一人旅で、ゾーイ、あまりにも無防備かな。(- -;;
・仲間に保安官がいたとはいえ、原住民殺しすぎていてよく問題になってないものですね。

【鑑賞中の秘密の話(@@)】
・呪文を唱える呪術医の踊りが…笑ってしまいそうでした。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・ゾーイから逃れる為に呪術医に話を聞いたトレイが、骸骨を埋葬しようとするところがなんだかお茶目。(^^;
Number827・原住民、黒人とまだまだ差別が多いようですね。その中でゾーイとデインの関係は素晴らしいと思います。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
銀幕大帝α(ヒロ之さん)の「サベージ・キラー
マープルのつぶやき(ミス・マープルさん)の「サベージ・キラー
miaのmovie★DIARY(mia☆miaさん)の「サベージ・キラー
いやいやえん(makiさん)の「サベージ・キラー

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ラベル:ホラー ゾンビ
posted by 白くじら at 20:20| Comment(8) | TrackBack(2) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月11日

ポルターガイスト

死者にはいつまでも敬意を払うべし。
ポルターガイスト 特別版 [DVD]公開年1982年
Poltergeist
制作国アメリカ
監督トビー・フーパー
原案
制作スティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル
制作総指揮
脚本スティーヴン・スピルバーグ、マイケル・グレイス、マーク・ヴィクター
撮影マシュー・レオネッティ
音楽ジェリー・ゴールドスミス
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
不動産会社に勤めるスティーヴ・フリーリング(クレイグ・T・ネルソン)は、自分が進めている物件の1つ新興住宅地のクエスタベルデに引っ越してきました。
しかし深夜、末娘キャロル・アン(ヘザー・オルーク)がTVの中からの呼び声を聞きます。それが始まりだったのか、家の中で不思議なことが起こり始めます。最初は喜んでいた妻のダイアン(ジョベス・ウィリアムズ)でしたが、その現象は増すばかり、そして嵐の夜、子供部屋のロビー(オリヴァー・ロビンス)が庭の大木が「襲い」、キャロル・アンはクローゼットの中に消えてしまうのでした。

スティーヴたちは超心理学のレシュ博士(ビアトリス・ストレイト)を呼び寄せますが、今まで遭遇した現象よりはるかに強力な超常現象に手も足も出ず、ついには霊媒師タンジーナ(ゼルダ・ルビンスタイン)を呼び寄せることに…彼女は見事にキャロル・アンを救いだし「この家は清められました」というのでしたが…。

映画レビュー
オススメ
スピルバーグの作品ですが、実際には丁度制作時期が「ET」と重なっていたようで、監督をトビー・フーパーに任せ、自分は制作を行っていたようです。
トビー・フーパー監督と言えば「悪魔のいけにえ」「悪魔の沼」というかなり怖い作品で有名ですが、この作品では血達磨描写のようなものはありません。(^^;
骸骨などはわらわらと出てきたりもしますが、どちらかというと怖くても映像的に美しい描写が多く、やはりスピルバーグ特有なファミリー作品となっているようですね。

今までのこのような心霊現象の作品は、物が動くにしてもゆっくりとかあまり動かないものか多かったのですが、この作品では心霊現象は当たり前のように起きています。これらの規模は本編でレシュ博士が来たときにも説明があるのですが、数メートル動くのに数時間かかったが記録に成功したという…こういうことが現実的にも当たり前だったのでしょう。目の前で動く心霊現象に博士だけでなく、当時観た私たちも驚いたものです。
まさしくポルターガイスト…つまり騒々しい霊だったわけです。

【ここがいい!】
・ホラーをファミリー向けとして耐えられるようにしたところ。
・序盤でダイアンが現象を大喜びでスティーヴに説明するところ。本当にうれしかったらしい。(^^;
・ラストのTVのオチはいいですね。

【ここは問題かな?】
・家族の話だったのにダナ、ロビーと他所の家に行ってしまうところ。状況的には確かに仕方がないとはいえ、やっはり家族で頑張ってほしかったというところが本音。
・霊媒師タンジーナがキャロル・アンを救い出しただけで「この家は清められました」と言うところ。どうして清められたの判断したのやら、根本的な解決をしていないのに。

【一言いいたいコーナー】
・問題はあの家だけじゃないでしょ!
・ちょっと出番の少なかった長女ダナ役のドミニク・ダンでしたが、なんということか公開直後に交際相手に殺害されています。その後の2作目では、同じようにインディアンの祈祷師であるウィル・サンプソン、ケイン牧師役のジュリアン・ベックが病気で急死。さらに3作目では撮影終盤でキャロル・アン役のヘザー・オルークが奇病に侵されわずか12歳で死去…このことにより「ポルターガイスト」は≪呪われた映画≫としても有名です。合掌。

#804

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posted by 白くじら at 19:58| Comment(6) | TrackBack(0) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月31日

痩せゆく男

白人の男よ、清い心のままで死んでいけ。
スティーヴン・キング 痩せゆく男【廉価版2500円】 [DVD]
1996年(Thinner)製作国:アメリカ
監督:トム・ホランド原作:スティーヴン・キング
製作:リチャード・P・ルビンスタイン、ミッチェル・ゲイリン製作総指揮:
脚本:マイケル・マクダウェル、トム・ホランド撮影:キース・ヴァン・オーストラム
音楽:ダニエル・リットamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
体重135キロ、弁護士のビリー(ロバート・ジョン・バーク)は今日も重い体に鞭を打ち裁判に勝ちました。一応はダイエットをしているのですが一向に痩せる気配はありません。
そんなある日ビリーは裁判に勝った打ち上げの帰りによそ見をして、ジプシーの老婆を交通事故で殺害してしまいました。ビリーと知り合いであるケアリ判事、ホプリ警部はそれほど調べもせず、この事件は単なる事故でありビリーを無罪としてしまいます。
ほっとして裁判所を出て車に乗り込もうとしたビリーの背後から近づいてきたのは、老婆の父親でありジプシーの頭でもある106歳のレムキでした。
彼はビリーの頬に手を当てるとたった一言だけ「痩せていく」とつぶやくのでした。

その日からビリーの体に異変がおきました。1週間で5キロ痩せ、2週間で18キロ…最初はダイエットの効果が始まったと思い喜んだ彼もあまりの速さに驚きをよりも恐怖が…その彼の脳裏に浮かぶのは「痩せていく」というつぶやき…。
やがて同じようにレムキの言葉によってケアリ、ホプリの身にもそれぞれ呪いのような現象が…さらに妻と医者のマイクとの関係にも疑いを持ち始めたビリーは、ただ独りジプシーの居場所を求めて旅立つのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメスティーヴン・キング原作のこの物語は、ジプシーの呪いによって凄まじい速度で痩せていく男の恐怖を描いた作品です。
ジプシーたちの怒りがかなり怖い感じですが、レムキの言動は年とる者の考えではないような気がします。これも娘が殺されてしまった怒りに、われを忘れているのかも知れませんが…最初からかなり怒っていましたからねぇ。

この映画は痩せることだけで終わらず、後半10分くらいは路線が少し変わってしまったように思えます。
あのまま終わっていたほうがなんとなくよかったような…どうしても決着をつけたかったのでしょうねぇ。しかしおかげでいろいろな問題が残りました。

誤解をしたまま終わらせるにしてはあのラストはいろいろと考えさせられてしまい、あらゆることを誤解したままのビリーの身勝手さだけの問題ではないようです。うーん。

Number731【ここがいい!】
・どちらかというと人間、太る方が危険というか嫌なのですが、この作品では痩せることの恐怖を描いています。もちろん痩せすぎも体によくはありませんけど、発想の転換でここまで恐怖を煽るのは流石だと思いました。

【ここは問題かな?】
・いろいろと消化不良を起こす要素としては、以下の点があります。
1、妻はホントに浮気をしていたのでしょうか。そして改心していたのでしょうか。
2、マイクは…浮気していたような気がしますが…やっぱりこいつが悪かったのでしょうか!
3、娘は…どうなったの?

【一言いいたいコーナー】
トム・ホランド監督と言えば、最近観た「フライト・ナイト 恐怖の夜」のオリジナルである「フライト・ナイト」、チャッキーが登場する「チャイルト・プレイ」、キングものとしては「ランゴリアーズ」があって、いずれも好きな作品です。
Number731・ドラッグストアの店主にスティーヴン・キングが出演しています。

コメントありトラックバックです。
子育て 時々 映画(マミイさん)の「人を呪わば・・・・・
いやいやえん(makiさん)の「痩せゆく男
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「スティーヴン・キング/痩せゆく男」観た

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2009年11月26日

処刑ライダー

君に逢うために遠くから来た…だが、もう時間がない。
1986年(Wraith)製作国:アメリカ
監督:マイク・マーヴィン原作:
製作:ジョン・ケメニー製作総指揮:
脚本:マイク・マーヴィン撮影:リード・スムート
音楽:マイケル・ホーニッグ、J.ピーター・ロビンソンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

深夜…ドライブしているカップルの車に暴走族が迫りました。彼らはカップルを脅し、車(デイトナ)を賭けたレースに行わせ、まんまと手に入れてしまうのでした。

ここはアリゾナ州ブロックス…バイクで町にやってきた男ジェイク(チャーリー・シーン)は、家から出てきたところのケリー(シェリリン・フェン)に道案内を頼もうとしますが、暴走族のリーダー、パッカード(ニック・カサヴェテス)の姿にケリーはそれを断ってしまいます
パッカードはケリーをまるで自分の女のように振る舞い、ケリーはそれを嫌いつつも彼の暴力的な面から逆らうことができずにいたのです。
町をわがもの顔で振舞う暴走族たちでしたが、ある日、黒いのターボ・インターセプターが出現し、賭けレースを挑んだオギー(グリフィン・オニール)を逆に崖から転落しさせてしまうのでした。

捜査に当たった保安官のルーミス(ランディ・クエイド)は、オギーが火に包まれたというのに、傷一つ…いや、眼球がなくなっていることを除けば無傷で死んでいることに、何かを感じていました。

一方、ジェイクは、バーガーショップを営んでいるビリー(マシュー・バリー)と知り合い、ケリーにはかつて恋人がおり、それはビリーの兄ジェイミーであることを知ります。しかしジェイミーはケリーと一緒のときにウィローレバーで惨殺されており、その犯人こそが…。
そして…黒のターボは次々と暴走族を相手にし、パッカードを追い詰めていくのでしたが!

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2009年02月28日

リーピング

神に見放された村がすがったものとは…。
リーピング 特別版 [DVD]
2007年(The Reaping)製作国:アメリカ
監督:スティーヴン・ホプキンス原作:
製作:ジョエル・シルバー、ロバート・ゼメキス製作総指揮:
脚本:ケイリー・ヘイズ、チャド・ヘイズ撮影:ピーター・レヴィ
音楽:ジョン・フリッゼルamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
キリスト教の宣教師であったキャサリン(ヒラリー・スワンク)は、スーダンで夫と娘を雨が降らなかったという理由で生贄にされ、それ以後「神の奇跡」を科学的解き明かす日々を送っていました。
そんなルイジアナ州立大学にいるキャサリンと助手のベン(イドリス・エルバ)の元に、ヘイブンという湿地帯の村から調査依頼がきました。依頼者であるダグ(デビッド・モリシー)が言うには、3日前から川の水が真っ赤になったと。
まるで聖書に伝わる『10の災い』の1つ≪血の川≫であり、残る9つの災いが起こると村の人たちは恐れ、疑いを沼に住む少女ローレン・マコーネル(アナソフィア・ロブ)に向けていました。兄のブロディが死んだことが原因だと言うのです。

キャサリンはダグの家を拠点とし調査を開始。川の水をラボに送り分析を頼みますが、その感にも、カエルの落下、肉に群がるウジとアブ…と次々と災いが起こるのでした。奇跡など信じない彼女は科学的に分析を進めていましたが、川の水の分析が判り、そしてローレンとの接触によって起こった幻覚により、もはやこの現象が科学的に説明ができないようになっていました。そしてついに彼女はローレンの家である印を発見します。その印こそ…。

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ラベル:映画 DVD オカルト
posted by 白くじら at 23:57| Comment(8) | TrackBack(2) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月07日

ザ・カー

暗黒の闇に住まう者よ。地獄の熱い風に乗り、悪魔の巣窟から現れよ。

ザ・カー1977年(THE CAR)
製作国:アメリカ
監督:エリオット・シルヴァースタイン
製作:マーヴィン・バート
原案:デニス・シュリアック
脚本:デニス・シュリアック
撮影:ジェラルド・ハーシュフェルド
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
小さな町、サンタ・イネス近く、サイクリングをしていたピートとスージーは、突如として現れた黒い車に迫られ跳ね飛ばされてしまいます。さらにエイモスの家の前でヒッチハイクをしていた若者も激突され、しかも何度も轢かれて絶命してしまうのでした。
保安官事務所のエヴは、道路封鎖し車を追い詰めようとしますが、あろうことか町の中で跳ね飛ばされてしまうのでした。

一方、パレードの準備をしていた学校の先生と子供たちは、急に吹き出した風と共に現れた黒い車に襲われます。なぜか墓地に入ってこようとしない車に悪態を付くローレン。しかし誰が運転しているのか判らず、やがて車は逃走してしまいます。
エヴの代わりに車を追い詰めようとするウェイド、ルーク、チャドでしたが、黒い車はまるで人外の力を持っているかのように暴れまくり、彼らの前から消えてしまうのでした。そして…。

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2007年08月04日

ザ・ダーク

罪と救済と信頼を、互いに与えよ。
ザ・ダーク2004年(THE DARK)
製作国:アメリカ
監督:ジョン・フォーセット
製作:ポール・W・S・アンダーソン
製作総指揮:スティーヴ・クリスチャン
原作:サイモン・マギン
脚本:スティーヴン・マシコッテ
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
2002年(くらいらしい)、ニューヨークからウェールズ地方へやってきた母娘は、なれない道に迷いそのまま車内で一夜を過ごしてしまいます。母アデル(マリア・ベロ)と娘サラ(ソフィア・スタッキー)は、アデルの身勝手から仲たがいをしていましたが、別れていた父ジェームズ(ショーン・ビーン)に出会うために一緒にドライブをしていたのです。

次の日、のどかな一軒家に住む父ジェームズと出会った2人は、久しぶりの再会に喜び合うのでした。ジェームズはアーチストであり、元羊飼いの家だった一軒家に住み、隣の屠畜場をアトリエにしようとしていました。彼はここで羊の世話をしているダヴィズ(モーリス・ローヴ)と一緒に暮らしていました。

家族とダヴィズはウェールズ神話に残る崖、そして海岸を散歩していましたが、アデルが少し目を放した隙にサラが行方不明になってしまいます。必死に探すジェームズとアデル。しかしサラの姿はどこにもなく、夜、そして翌日からジェームズは警察と共同して捜索に乗り出すのでした。
一方アデルは、サラが行方不明に夜に屠畜場で少女に出会い、そこにあった日記、そして文献を調べるうちに、その少女エリブス(アビゲイル・ストーン)が50年前に死んだ羊飼いの娘であり、サラが消えたことにかかわっているのではと考えます。しかし必死の捜索に疲れきって帰って来るジェームズにとって、アデルの言動は常軌を逸したものでとても信じられなかったのですが、ついにエリブスは彼の前にもその姿を現すのでした。
はたしてエリブスは本当に50年前に死んだ少女なのでしょうか、そして行方不明になったサラはいったい…。

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ラベル:映画 DVD ホラー
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2007年06月22日

マングラー

力には何かしらの犠牲が必要なのだ、そしてそれは…。

マングラー1995年(THE MANGLER)
製作国:アメリカ
監督:トビー・フーパー
製作:アナント・シン
原作:スティーヴン・キング
脚本:トビー・フーパー
撮影:アムノン・サロモン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
プルーリボン洗濯工場は、病院からのシーツの洗濯で大忙し。
ガートレー社長と現場監督スタナーの号令の元、今日も巨大なスピードアイロン「マングル」が動きます。
社長の姪であるシェリーは、シーツを「マングル」に入れているときに、後ろを通った冷蔵庫の運搬員のために手のひらを怪我をして「マングル」のまるで口のような入口に血を撒き散らせてしまいます。たちまちショートでもしたのか火花が飛び、それは冷蔵庫にも飛び火するのでした。

やがて洗濯工場でフローリーという女性が持っていた薬を「マングル」の台に落とし、それを取ろうとしてはさまれると事故が起こりました。
フローリーはそのまま機械の中に取り込まれ、絞られ、そして畳まれるという…呼ばれたハントン刑事も思わず戻してしまうほど悲惨なことに…ときを同じくして搬送された冷蔵庫に閉じ込められた少年が死ぬという事件も発生。

工場では安全装置がちゃんと働いていることを確認するだけで、それ以上の調査も行わず仕事を再開。そのことに引っかかるものがあったハントンは、知り合いのマークに相談を持ちかけます。
オカルトに強いマークは、その事件からなにかしら邪悪なものを感じますが、さすがに現実主義のハントンは…しかし冷蔵庫の浄化や工場の記録を調べているうちに、街の実力者たちの間で、何か恐ろしいたくらみが何年も前から行われていることに気付きます。

一方ガートレーは従業員で艶かしいリン・スーを仲間に取り込み、仕事が恐ろしくなってきたスタナーを「マングル」に「食わせ」、さらに悪魔との契約から16歳になったシェリーを、生贄にささげようと行動を起こし始めたのでした。

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2007年03月28日

オーメン666

第1の天使がラッパを吹くと、風と雨が地上に投げ入れられた。

オーメン6662006年(THE OMEN)
製作国:アメリカ
監督:ジョン・ムーア
製作:ジョン・ムーア
製作総指揮:ジェフリー・ストット
脚本:デヴィッド・セルツァー
撮影:ジョナサン・セラ

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
2001年6月…ローマ、バチカン天文台で3つの彗星が尾を引きながら飛来するのを目撃。
ヨハネ黙示録第8章7節が現実になったと考えました。
すなわち台風、洪水、戦争、そしてテロ事件など、一連の惨事は予言と一致すると。彗星の出現で不安は的中し、ハルマゲトンは間近であると考えられたのです。
その日、暗黒の王が生まれ、戦いが始まるのです。そう、魂の戦いが…。

6月6日…ローマの病院で1人の赤ん坊が息を引き取りました。
父親であるロバート・ソーン(リーブ・シュライバー)は、妻ケイトに黙ってスピレット神父が勧めるがままに、同時刻に生まれ、母親も死んでしまったという子供を自分の子供として育てることにしました。

3ヵ月後、邪悪なる事件がきっかけとも知らず、ロバートは34歳で最年少大使になりました。
そしてダミアン5歳の誕生日、うばが「ダミアン、あなたのために死ぬのよ」と言って首を吊って死んでしまいました。この事件をきっかけとして、ソーン家には不可思議な現象がたびたび起こるようになり、やがてケイトはダミアンが自分の子供ではないのでは?という思いにとらわれはじめるのでした。

一方、ロバートの前にはローマからやってきたブレナン神父が、ダミアンが悪魔の子であることを告げていました。
一笑にふすロバートでしたが、ブレナン神父は悲惨な死を遂げ、記者キース・ジェニングスのと共にダミアンの生い立ちを調べることにします。そこには恐るべき真実が隠されていたのです。

関連リンク
1976年「オーメン
1978年「オーメン2 ダミアン
1981年「オーメン3 最後の闘争」
2006年「オーメン666

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2007年03月14日

ザ・フォッグ(2005年版)

あなたは秤にかけられ、不足と判定された。

ザ・フォッグ コレクターズ・エディション ノーカット版2005年(THE FOG)
製作国:アメリカ、カナダ
監督:ルパート・ウェインライト
製作:ジョン・カーペンター、デヴィッド・フォスター、デブラ・ヒル
製作総指揮:デレク・ダウシー、トッド・ガーナー、ダン・コルスラッド
脚本:クーパー・ライン
撮影:ネイサン・ホープ
音楽:グレアム・レヴェル

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
オレゴン州アントニオ島、KABの灯台スタジオのスティビー・ウェイン(セルマ・ブレア)の放送が島中に流れました。
今週はアントニオ・ベイを作った『島の父』、4人の勇者、リチャード・ウェイン、デビッド・ウィリアムズ、パトリック・マローン、ノーマン・キャッスルの除幕式があるのです。

釣り船シー・グラス号のキャプテン、ニック・キャッスル(トム・ウェリング)は相棒のスプーナーと客の相手をしていましたが、錨を上げるときに海底の何かを引っ掛けてしまいます。

その夜、濃霧が発生しました。
それは風に逆らい、黙って船を出したスプーナーと女性たちの乗ったシー・グラス号に接近。霧の中でスプーナーを除く若者がありえない事故にあって死んで行ってしまいました。
一方、そんなこととは知らないニックは、スティビーに会いに行こうと車を走らせていたときに、半年振りに島に帰ってきたエリザベス・ウェイン(マギー・グレース)に出会い、そのまま家に戻ってしまいます。

次の日、生き残ったスプーナーの無実を証明するためにニックとエリザベスは手を尽くしますが、そんな中、ボートハウスで、船に残されていたビデオを観ていたエリザベスは、ひょんなことから海と接している床から落ち、ビデオをなくしてしまいます。さらに這い上がろうと壁を上ろうとした彼女は、崩れる壁の中からパトリック・マローンの日記を発見してしまいます。←このあたりかなりご都合主義で開いた口が。
それを読むエリザベスとニックは、1871年にある事件が起こったことを知ります。そしてそれは、エリザベスの悪夢の元となる事件でもあったのです。
濃霧の迫る中、彼らは真実を知ろうと車を出すのでしたが…。

関連リンク
1980年「ザ・フォッグ
2005年「ザ・フォッグ

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2007年03月12日

ザ・フォッグ(1980年版)

我々の目に映るものは全て、夢のまた夢に過ぎぬのか。エドガー・アラン・ポー

ザ・フォッグ1980年(THE FOG)
製作国:アメリカ
監督:ジョン・カーペンター
製作:デブラ・ヒル
製作総指揮:チャールズ・B・ブロック
脚本:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
撮影:ディーン・カンディ
音楽:ジョン・カーペンター

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ストーリー
カリフォルニア、アントニオ・ベイに霧が現れるとき、スパイビー岬近くの海底に眠る人々が起き上がり、冷たい死に導いた焚火を求めてやってくる。

エリザベス・ディン号が霧の中、岩礁に激突して真っ二つになり沈んだ、忌まわしき事件からちょうど100年。
町はアントニオ・ベイ100才の祝祭の用意をしていました。
1981年4月21日0時過ぎ、アントニオ・ベイの町は不可思議な現象に襲われました。その一つ、教会の壁が崩れときマローン神父(ハル・ホルブルック)は壁の中から祖父パトリック・マローンに日記を発見します。
その日記に書かれていたのは100年前に行われた真実。

灯台に放送局を構えるスティービー・ウェイン(アドリエンヌ・バーボー)は、天候予想士のダン・オノバン(チャールズ・サイファーズ)から濃霧が接近していることを知り、15マイルの洋上にいるシー・グラス号へ放送を通じて警告をします。
しかしその霧はなぜか風に逆らい、シー・グラスへと接近していたのです。
シー・グラス号の3人は霧に包まれ、その中でいつの間にか接近していた帆船を目撃します。そして…。

一方、ニック・キャッスル(トム・アトキンズ)は、ヒッチハイカーのエリザベス・ソレイ(ジェイミー・リー・カーチス)を拾い町へ向かっていましたが、突然窓が割れ急停車してしまうのでした。家に戻ったニックたちを霧が包み、ノックの音が聞こえてきます。不審に思いながらも外に出たニックでしたが、そこには誰もいませんでした。
ちょうどその時間は1時…。

次の日の0時…魔の時間と呼ばれる時刻、再び風に逆らい霧が近づいてきます。
その中に佇む人影が扉を叩くとき、それは呪われた住民に復讐の刃が落とされるときなのです。

関連リンク
1980年「ザ・フォッグ
2005年「ザ・フォッグ

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2006年10月13日

ヒッチャーII 心臓"完全"停止

俺はあんたをずっと待っていたんだぜ。

ヒッチャー 2 : 心臓完全停止2003年(THE HITCHER II: I’VE BEEN WAITING)
製作国:アメリカ
監督:ルイス・モーノウ
製作:アルフレッド・ヘイバー
製作総指揮:デヴィッド・ビクスラー
脚本:モリー・ミーカー

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ストーリー
ジム・ハルジー(C・トーマス・ハウエル)が経験した悪夢から15年。
そのとき助けてくれたエスターリッジ署長の影響で警官になりますが、その行き過ぎの捜査は問題になっていました。
そして今またアイオア州ジャスパー群で、子供を誘拐した老人を射殺してしまいます。これは過剰防衛とされ解雇処分になってしまいます。

このままでは駄目になると思ったジムは、エスターリッジ署長に電話をします。署長はその悪夢に打ち勝つには向き合うしかないだろうと言います。
ジムは恋人のマギー(カリ・ウーラー)とともにセスナで、テキサス州西部のピーコス郡へとやってきます。
無人のフォーティ・マイル飛行場に置かれてあった車で署長の農場に向かう2人でしたが、「ヒッチハイカーは乗せないこと」と書かれた看板を見た時から、彼の脳裏には15年前の悪夢がふつふつと音を立てて湧き上がってきました。

事故で止まったキャンピングカー、マギーの声も無視して通り過ぎるジム。そして彼らを追い越して行ったバイクが倒れているという不自然さ、その目の前にはあの時の光景を彷彿とさせるヒッチハイカーの姿がありました。

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2006年10月10日

アザーズ

必ずドアを閉めてから、次のドアを開けること。

アザーズ2001年(THE OTHERS)
製作国:アメリカ、スペイン、フランス
監督:アレハンドロ・アメナバール
製作:フェルナンド・ボヴァイラ、ホセ・ルイス・クエルダ、サンミン・パーク
製作総指揮:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー、ボブ・ワインスタイン、ハーヴィー・ワインスタイン、リック・シュワルツ
脚本:アレハンドロ・アメナバール
撮影:ハヴィエル・アギレサロベ
音楽:アレハンドロ・アメナバール

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ストーリー
1945年、チャネル諸島、シャージー島、霧に包まれカモメもなかない広い古屋敷で物語は始まります。
屋敷に住んでいたのは女主人のグレース(ニコール・キッドマン)と光アレルギーでランプ程度の明かり以上の光を浴びることのできない2人の子供、姉のアン(アラキナ・マン)と弟のニコラス(ジェームズ・ベントレー)でした。父親は戦争に行き未だ戻っていませんでした。おそらくは…。

そんなある日、使用人として3人の人物ミセス・ミルズ(フィオヌラ・フラナガン)、庭師のE・タトル(エリック・サイクス)、そして喋ることのできない娘リディア(エレーン・キャシディ)が訪れました。
前の使用人がいなくなり、新たに雇うために新聞に募集を載せようとしていたグレースは、この3人に少々驚きながらも雇うことにしました。
屋敷には50枚のドアと15個の鍵がありました。
グレースは彼女たちに光を呼びこまないようにドアは必ず閉め、カーテンもしめるように教えます。

やがて子供たちの部屋から泣き声や、上の階で物音や話し声が聞こえるようになります。アンはビクターという男の子と出会ったといい、それは次第に回数が増えて行くのでした。
グレースは何者も見ることはできませんでしたが、屋敷の中には明らかに誰かがいると怯え始めます。
そして屋敷の古い書物を見ていた彼女は、使用人3人が半世紀以上も前に死んだ人間であることに気づきます。しかしその3人は逆に屋敷の中にいる「彼ら」との共存を考えるべきだと伝えます。
わけが判らなくなりつつも、子供たちの悲鳴に階上に上がるグレースの見たものは…。

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2006年08月17日

サスペリア

決して一人では見ないでください。

サスペリア プレミアム・エディション1977年(SUSPIRIA)
製作国:イタリア
監督:ダリオ・アルジェント
製作:クラウディオ・アルジェント
脚本:ダリオ・アルジェント
撮影:ルチアーノ・トヴォリ
音楽:ゴブリン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ニューヨークに住んでいたスージー・バニオン(ジェシカ・ハーパー)はバレエ留学のためにヨーロッパ、ドイツの名門校へとやってきました。
嵐の空港、タクシーに乗り込むスージーは夜の道を宿舎に向かいます。
しかし着いた宿舎では何かに怯えたような少女が扉から出るや嵐の中を走っていきました。スージーには「秘密」「アイリス」などの言葉が聞こえたのみ。
インターフォンで着いたことを知らせるスージーでしたが、そんなものは聞いていないと追い出されてしまいます。

その夜、宿舎に戻ってきたパットは、同室の少女にも何も喋らないまま怯えたままでした。そして暗い窓から光る目を発見した時に、惨劇は起こりました。
階上の部屋にも関らず窓を割って突き出された腕は、パットを捕らえてガラス窓に打ちつけ、彼女を追い回しついには殺害してしまいました。そしてそれを階下観ていた同室の少女も、上から落ちてきたガラスなどに貫かれて死んでしまいます。

こうした次の日にスージーは訪れました。
教師タナー、そして副校長のブランク夫人に出会い、レッスンが始まりました。そんな中でサラという友人と知り合います。サラはあの越してきたときに死んだパットの友人でもありました。
スージーはここへ来てから身体に変調をきたし、ついにレッスン中に倒れてしまいます。
その後も屋根裏で大量の蛆の発生、盲目のピアニストが自分の盲導犬に噛まれたりと不可思議な事件が起こります。
休んでいる内に通路を歩く足音から、先生たちが終わってからも帰らず、何かしていることに気付いたスージーはサラに相談しますが、その夜サラは謎の失踪を遂げてしまいます。
ドイツに残る魔女エレナ・マルコスの伝説を知るにつれて、スージーは一連の事件が魔女の仕業ではないかと考え始めます。
そしてある夜、彼女は独り足音から導き出した通路に向かうのでした。
そこには…。

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