公開年 | 2012年 The Dinosaur Project | |
制作国 | イギリス | |
監督 | シド・ベネット | |
原案 | ||
制作 | ニック・ヒル | |
制作総指揮 | ||
脚本 | シド・ベネット、ジェイ・バス | |
撮影 | トム・ベリダム | |
音楽 | リチャード・ブレア=オリファント | |
amazon.co.jpでの評価を見る。 |
コンゴのジャングルで伝説の生物「モケーレ・ムベナペ」が出現したとのうわさに、動物学者であり冒険家でもあるジョナサン・マーチャント(リチャード・ディレーン)はそれが太古の恐竜プレシオサウルスかブリオサウルスではないかと当りを付け、いつものようにチャーリー(ピーター・ブルック)やリズたちと探検隊を組織しました。
一行は現地で道案内のアマラを組み入れ、ヘリで上空から接近。とその時密かにヘリに乗り込んでいたジョナサンの息子ルーク(マット・ケイン)が発見されます。彼は同行禁止を言い渡されていたのですが、持ち前の好奇心で乗り込んでいたのです。ヘリの中では降りろともいえず苦虫を噛み殺したようなジョナサンでしたが、そのとき、ヘリは謎の飛行生物との衝突により不時着してしまいます。
着地のショックで衛星電話も壊れてしまい、一行は近くの村へと向かいますがそこには人っ子一人いない無人の村でした。
その夜、ルークが取り付けた夜間監視カメラが謎の生物をキャッチ、次いで襲われます。命からがら川へ逃げるもリズが犠牲に…次の日、一行は小型の恐竜と遭遇、ルークは人懐っこいそいつを「クリプト」と名付け首にカメラを仕掛けてその生息地を探ろうとしますが、脱出をまず考えるジョナサンと対立してしまいます。そんな中、いつもジョナサンの影に隠れて陽の目をみなかったチャーリーが、ルークと共に行動を起こそうとしていました。果たして彼らは恐竜の生息地の境ゲートウェイを発見するのでしたが…。
川から流れたリュックが発見されそれを元に、ほとんどのシーンがカメラを通してというドキュメンタリー風に撮った作品です。割と面白い見せ方なのですが、やっぱり手振れが酷かったり、肝心なところが写ってなかったりと欲求不満になりそう箇所は多々あります。
それにこういう作品では恐竜が出てナンボだと思うのですが小型のばかりで、それも種類が少ないです。プレシオサウルスが登場してやっとこれからかー…と思ったのもつかの間、出てきません。おーい!
ちなみに、現代風にリュックの中にHDD…となっていますが、実はこれ、エドガー・ライス・バロウズ原作の「時に忘れられた人々」を映画化した「恐竜の島」と同じなんですよね。こちらはボトルレターになっていて、序盤流れ着くのと、ラストで投げるのは全く同じ。ついでに言えばゲートウェイで水の中に潜るのも規模は小さいけどやっぱり同じなので、ちょっとパクッて…いえ、参考にしているようですね。(^^;
【ここがいい!】
・プレシオサウルス登場が黒光りしてとても生物には見えなかったのですが、実は格好いいと思ったり。(^^)
【ここは問題かな?】
・肝心の恐竜、メインのインパクトのある奴が一瞬というのはないんじゃないかなぁ。構成比としては人間ドラマはそんなになくてもいいと思います。
・本来ゲートウェイより向こうに棲んでいないといけないのに出てきまくり。飛行生物も序盤の場所だともっと目撃されててもいいと思います。
・ガイドのアマラさん、この存在感いったいなに?せめて死んでください!
【一言いいたいコーナー】
・ラストのリュック投下はルークが撮ったにしても、そのHDDは入っていないので映像として見せちゃ駄目でしょ。
恐竜の島 [DVD] |
▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼