映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年08月20日

死霊のえじき

そう、人間と同じでご褒美が大事だ。
死霊のえじき [Blu-ray]
1985年(DAY OF THE DEAD)製作国:アメリカ
監督:ジョージ・A・ロメロ原作:
製作:リチャード・P・ルビンスタイン製作総指揮:サラ・M・ハッサネン
脚本:ジョージ・A・ロメロ撮影:マイケル・ゴーニック
音楽:ジョン・ハリソンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
世界はゾンビが蔓延し、生き残りの人間たちはいったい…フロリダ州の郊外の貯蔵基地でゾンビの研究をしているサラ(ロリー・カーディル)たちは、今日も市街地に出て人間を探すものの、いるのはゾンビばかりでした。
貯蔵基地は、ほとんどの部分が地下で建設されており、そこでは研究チームと軍人チーム、そしてどちらにも属していないヘリのパイロットのジョン(テリー・アレクサンダー)と無線技士のビリー(ジャーラス・コンロイ)がいました。
サラの恋人でもある軍人のミゲル(アントン・ディレオ)は、この仕事に精神的に参っていましたが、仕事を休むわけにもいかず従事していました。

その日、サラたちが基地に戻ってくると、軍人のリーダーであったクーパー少佐が死んでおり、その後を引き継いだローズ大尉(ジョセフ・ピラトー)は前任者よりも傍若無人でした。
ローズは一向に成果を出さないのに、彼らが研究チームのためにゾンビを捕獲するという作業で自分の部下達が亡くなっていることに苛立ちを覚えて、研究チームと対立していました。
研究チームのローガン博士(リチャード・リバティー)は、ゾンビを飼い馴らすことが可能だと、バブ(ハワード・シャーマン)と名付けた男性ゾンビの事を説明しました。その事に一縷の望みを見たのか、ローズも少しの猶予を与えることにするのでした。

しかし、そんな時に、捕獲時のミゲルのミス(実際には捕獲用の道具の老化)から2人が死に、ミゲルもまた腕を喰われるという事件が起こってしまいます。
この事件をきっかけとして、サラたちとローズ達の溝は決定的なものとなり、さらにローガン博士がバブの食事に死んだ部下の身体を食べさせていたことを知ったローズが激怒して博士を射殺してしまいます。

一方、生きることに絶望を感じたのか、ミゲルは自分の身体をおとりとして敷地外のゾンビ達を基地内に入れてしまうのでした。
脱出を阻まれてしまったローズたちが次々とゾンビたちのえじきとなっていく中、サラたちも脱出口を求めて地下を彷徨っているのでしたが…。。

ブログ DE ロードショー


映画レビュー
普通かな映画鑑賞の記録miriさん発祥、現、忘却エンドロール宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第7回 夏のきもだめし企画」です。
企画4回目に観たのは、「死霊のえじき」です。
ジョージ・A・ロメロのゾンビ3部作の第3作目と言われている本作では、もうゾンビの数が生き残りの人間の数をはるかに上回っています。作中の博士の計算比率によるとなんと40万対1となっています。

映画レビュー


この作品の見どころは、人間の肉を食べるというゾンビの本能以外に、独自の意思を持って動くことができるゾンビの存在でしょう。今や、いろいろなゾンビが登場していますが、当時はかなり特異な存在でした。
残酷描写も前作「ゾンビ」からパワーアップ。ただ、仲間意識が強くって死ぬとかなり悲しかったところがあったのですが、本作ではそういう感情が湧き出るところが無かったのは残念ですね。

しかし、実に恐ろしきは人間かな。

チェックポイント
【ここがいい!】
・この手の映画での見どころはやっぱり人間の死にざまでしょうか。(^^; その点においては、水準以上の出来でしょう。
・博士はマッドな典型で、研究のためにはなんでもやってきます。
・ローズさんの切れっぷり、お陰でラストの死にざまには溜飲が下がりますね(最終版はここをカットしちゃいかんでしょー)。

【ここは問題かな?】
・ラスト端折りすぎかな。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・今回鑑賞したものは「最終版」というもので、これは実は残酷描写が抑えられており、軍人たちが死んでいくところとかも途中からカット、口にピストルを入れて自殺するシーンもカット、最後にローズが生きながら…という部分もカットというなんとも消化不良な!当然ながらBGMも切れてしまうためなんともお粗末な出来でした。
Number938というわけで、「最終版」というものはオススメしません。(^^;

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posted by 白くじら at 22:35| Comment(0) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月05日

新感染 ファイナル・エクスプレス

必ず、俺が守るから!
新感染 ファイナル・エクスプレス [Blu-ray]
2016年(TRAIN TO BUSAN)製作国:韓国
監督:ヨン・サンホ原作:
製作:イ・ドンハ製作総指揮:キム・ウテク
脚本:パク・ジュソク撮影:イ・ヒョンドク
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ファンド・マネージャーであるソグ(コン・ユ)は、娘スアン(キム・スアン)の事を気にかけつつも、どうしても仕事優先になってしまっている、いわゆる仕事人間でした。娘の誕生日のプレゼントにも失敗した(5月に買ったことも忘れて同じ物渡した)ソグは、ソアンに欲しいものを尋ねます。
スアンの願いは「釜山に行きお母さんに会いたい」というものでした。

2人は翌朝のソウル発釜山行のKTX101列車に乗り込みます。
しかし、発車直前に乗り込んできた女性がいました。彼女は何らかの感染者であり、車内で倒れてしまったところを解放しに来た乗務員に襲いかかってきます。1度は死んだ乗務員もまた同じように発病し周囲の人間に襲いかかってくるのでした。
次々と襲われ感染していく人々から逃げるために別の車両へと逃げ出すソグたち。その中には、妊娠中の妻ソンギョン(チョン・ユミ)とその夫サンファ(マ・ドンソク)や高速バスの常務ヨンソク(キム・ウィソン)、高校生野球チームなどもいました。

列車のドアでなんとか隔離を行った一行は、途中のデジョン駅で下車することになるのでしたが…。

映画レビュー
オススメ列車という閉鎖空間でのゾンビモノですが、場面、場面のテンポが速くて、ずーと緊張感が続くのがいいですね。
登場する人物たちがかなり自己中心的で、特にヨンソクの身勝手さには恐れ入りりますが、人間、極限状態になるとあそこまで卑劣になるのでしょうか。恐ろしいですね。ただ、この人の為に何人が犠牲になったことでしょうか、もっと、もっと罰を与えてほしかったと思います。

こういうタイプの作品では、どんどんと死んでいくものですが、韓国映画らしいベタの感動的演出から、ええっ、ここで死ぬの?というようなものまで、とにかく死ぬ人が多いので、いろいろなバリエーションがあって楽しめました。

チェックポイント
【ここがいい!】
・とんでもない人格の人も多いのですが、それらはしっかりと罰を受けますし、他の頑張っている人たちが、この僅かな時間の間にちゃんと人間的に成長しているところがいいですね。ただ、ほとんどの場合、残念な結末になる事が多いのが悲しい。
・スアンが父の為に歌う歌が効果的に使われていますね。
・スアンにいろいろと学ぶことが多いです。
・窓をぶち破って雪崩出たり、重なり合って山のようになってしまう感染者たちは恐ろしすぎます。
・妊娠妻をもつ夫サンファが格好良すぎます。
・ファンドということで、その対象の会社を救ったことが…というくだり、もう何と言ったらいいのか。もう二度とできそうにないですね。

【ここは問題かな?】
・最初だけ感染速度が遅かったようですけど、その後は速かったですねー。
・暗くなると見えなくなる感染者たちですが、生者たちが行動できるくらいの明るさでも駄目なのがちょっと気になるところです。
・あれだけ血がかかっていると、傷がどうのという以前の問題のような。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・釜山が最終目的地であるということは…もはやどうにもならないところまで感染が広がっているのかな。
・原題がシンプルながらに行先を示しているのに対して、邦題のなんというセンスの無さでしょうか。こういうのはいったい誰がつけているんでしょうね。
Number910ほとんどB級のノリのタイトルには脱力感いっぱいです。ここだけ残念。

関連リンク
2016年「新感染 ファイナル・エクスプレス
2016年「ソウル・ステーション パンデミック

コメントをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「新感染 ファイナル・エクスプレス
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「新感染 ファイナル・エクスプレス」
セピア色の映画手帳(鉦鼓亭さん)の「「新感染 ファイナル・エクスプレス」

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posted by 白くじら at 22:02| Comment(6) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月29日

ゾンビ

ゾンビは生前の動きを真似ようとする。
ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE [DVD]
1978年(DAWN OF THE DEAD)製作国:イタリア、アメリカ
監督:ジョージ・A・ロメロ原作:
製作:クラウディオ・アルジェント、アルフレッド・クオモ、リチャード・P・ルビンスタイン製作総指揮:
脚本:ジョージ・A・ロメロ撮影:マイケル・ゴーニック
音楽:ゴブリン、ダリオ・アルジェントamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
突如として死者が生き返り、生者を襲い食べるという事件か全米で起こってから3週間。未だに原因や対策は不明のままでした。
しかし襲われた人間までもが生き返るために、生ける死者(ゾンビ)は爆発的に増えていました。
TV局に勤めていたスティーヴン(デヴィッド・エムゲ)は町に見切りをつけ、同じ局に勤めていた恋人のフランシーン(ゲイラン・ロス)と友人であるSWAT隊員のロジャー(スコット・H・ライニガー)を脱出行に誘うのでした。丁度、ロジャーとゾンビ掃討をしていたピーター(ケン・フォリー)も加わり、4人はヘリで郊外へと飛びました。

やがてヘリはとあるショッビングモールに着陸。
物資が残されていることを知った4人は、そこに徘徊するゾングたちを退治しモールを閉鎖しようとするのですが…。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
オススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回夏のきもだめし企画」です。

今回は巨匠ジョージ・A・ロメロを一躍有名にした「ゾンビ」を鑑賞しました。
この作品にはいろいろなバーションが存在しているのですが、今回は米国劇場公開バーションです(コレしか置いてなかったともいう)。
本作ではゾンビ化の原因は語られないのですが、日本バージョンでは序盤に隕石爆発のシーンなどがあったりするようです。(^^; また、以前観た時は、グロいシーンなどはストップ画面になったり、色が変わったりていましたが、このバーションではそういうこともなく、ストレスも感じません。いや、そういうシーンが観たいという訳ではないんですけど、画像が止まったりすると、ちょっとしらけたりするんですよね。

ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE [DVD]

それまでにもゾンビ映画は作られ来ましたが、ショッキングなシーンも多く話題となり、本作が代表的な1本となりました。以後に作られる多くのゾンビモノのお手本となったと思います。
噛まれて死ぬと感染(ただ本作では原因不明で死人が生き返るので、単に死んでも生き返るようです)、頭が弱点、ふらふら歩く…と言った定番要素がてんこ盛りです。
この「ゾンビ」を含めて以下の3本を「ロメロのゾンビ映画三部作」と呼んでいます。

1968年「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」Night of the Living Dead
1978年「ゾンビ」 Dawn of the Dead
1985年「死霊のえじき」 Day of the Dead

この頃から、「なんたらof the Dead」という作品が物凄く多く作られました。大抵のものはしょうもない作品なんですけどね。(^^;

チェックポイント
【ここがいい!】
・最近では高速ゾンビが多いのですが、この頃のは低速でふらふらと歩いていますが、一度捕まえられると力はあるようで、大勢で来られると怖いですね。ゆっくりと噛んだりするのも怖いです。
・閉鎖空間での戦いもいいですね。
・ロジャーとピーターといったSWAT隊員が兵器全般に詳しかったのもいいですね。
・TVでこの状況に関して、人間をエサにするといった場面も…恐ろしい事を淡々と語る人間そのものが怖い。

【ここは問題かな?】
・血があまりにも真っ赤過ぎです。今となっては違和感です。
・そこいったら死ぬでしょ!とか、もっと機敏に動けーっていうのはありますね。
・暴走族軍団が馬鹿としか思えない。
・エスカレーターを動かすんじゃないよ!

【一言いいたいコーナー】
・後半で暴走族の内臓がでるところだけ妙に長かったりして、あれはいったいなんだったのでしょう?
・ふらふらゾンビたちでしたが、エレベーターが開いた時だけは速かったですね。
Number892・もっと速く逃げろー!(^^;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
忘却のエンドロール(宵乃さん)の「映画「ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978)」観ました
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「ゾンビ ディレクターズカット完全版」
こわいものみたさ(とらさん)の「ゾンビ
セピア色の映画手帳(鉦鼓亭さん)の「映画日記 2018年その7

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ラベル:ホラー
posted by 白くじら at 21:35| Comment(9) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月17日

ゾンビーバー

余所見運転は事件の始まり。
ゾンビーバー [Blu-ray]
2014年(ZOMBEAVERS)製作国:アメリカ
監督:ジョーダン・ルービン原作:
製作:エバン・アストロフスキー、クリス・レモーレ、クリス・ベンダー、ティム・ザジャロス製作総指揮:セオドール・ミラー
脚本:ジョーダン・ルービン、ジョン・カプラン、アル・カプラン撮影:ジョナサン・ホール
音楽:ジョン・カプラン、アル・カプランamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
とある山道をママロネック医療廃棄物処理施設のトラックが走っていました。前は見てるよな。そうだなって鹿に激突、積み荷のドラム缶は川に転げ落ちてしまいました。ドラム缶はそのまま下流へ流されとある湖に住むビーバー達の巣に流れ着くのでした。

メアリー(レイチェル・メルビン)、ゾーイ(コートニー・パーム)、ジェン(レクシー・アトキンズ)の3人は、失恋に落ち込むジェンを慰めるためにメアリーのいとこの家にやってきました。ところが男子禁制の女子会だったはずが、ゾーイの企みで彼氏たちトミー(ジェイク・ウィアリー)、バック(ピーター・ギルロイ)、サム(ハッチ・ダーノ)も現れ、お決まりの騒動に。
そんな最中、バスタブに、まるで狂犬病にでもかかったかのようなビーバーが現れたのです。悲鳴を聞きつけたトミーがビーバーを撲殺し玄関前に捨てます。

翌朝、捨てたはずのビーバーの死体がない事に不審がる皆でしたが、そこは能天気な若者のこと、湖に繰り出してしまいます。
しかし、そこにはソンビーバーたちが待ち受けているのでした。血に染まっていく湖、はたして彼らはこの地から逃げることができるのでしょうか。

映画レビュー
とほっ…評価は「とほっ…」にはしたものの、実はちょっと気に入ってます。(^^)

時代を逆行するようなマペットで作られたゾンビーバーが、CG全盛期にはかなり新鮮ですね。
もともと私はストップモーションやマペットなどが使われた映画は大好きなのですが、残念ながらマペット技術はそれほどよくはないように感じられますが、おバカ映画なので、わざとそういうふうに撮っているのかもしれません。まぁ、血達磨マペットは久しぶりでしたね。

序盤からの廃棄物の転がりからB級テイスト感が溢れていましたが、各所にどこかで見たシーンもあって。(^^;
またゾンビーバーならではの攻撃方法は面白いですね。モグラ(ビーバー)叩きするとは思ってもいませんでした。
さらに人間や他の動物にも感染するようで、他のゾン○○の登場も面白いです。

この手の映画にはつきもののオチもあり、何の解決にもなっていないところも丸です。(^^;

チェックポイント
【ここがいい!】
・この手のB級にはつきものの女性の裸ですが、ゾーイの脱ぎっぷりには驚きです。(^^)
・話自体のオチにはちょっと驚きました。ここでまた登場するか!でした。

【ここは問題かな?】
・もともとおバカ映画なのであまりないんです。(^^;

【鑑賞中の秘密の話(@@)】
・人間ゾンビーバーに尻尾があったことにびっくり!バンバンする尻尾ばかり見てました。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・NG集がついてます!(^^;
・友人の彼氏彼女には手を出さないようにしましょう。作中では何の解決にもなってなかったですねぇ。
Number829・エンディングのゾンビーバーの歌が気が抜けそうというか、ゆるくってピッタリかも。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
銀幕大帝α(ヒロ之さん)の「ゾンビーバー
いやいやえん(makiさん)の「ゾンビーバー
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「ゾンビーバー」

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posted by 白くじら at 17:48| Comment(6) | TrackBack(3) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月22日

死霊のはらわた(2013年版)

だから、読むなって書かれているものを読むんじゃない!
死霊のはらわた [DVD]公開年2013年
Evil Dead
制作国アメリカ
監督フェデ・アルバレス
原案
制作サム・ライミ、ブルース・キャンベル、ロバート・G・タパート
制作総指揮ジョセフ・ドレイク、マヤ・フクザワ、ネイサン・カヘイン、ピーター・シュレッセル
脚本サム・ライミ、ロド・サヤゲス、ディアブロ・コーディ
撮影アーロン・モートン
音楽ロケ・バニョス
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
デビッド(シャイロ・フェルナンデス)は妹ミア(ジェーン・レヴィ)の薬物依存症を治すため、妹の友人のエリック(ルー・テイラー・プッチ)、オリビア(ジェシカ・ルーカス)、ナタリー(エリザベス・ブラックモア)らとともに山奥にある一軒家へとやってきました。
しかし異臭する小屋の地下室には猫の死体が吊るされており、何らかの儀式が行われていたことは明らかでした。そこで発見した「死者の書」を読んでいる内にエリックは読んではいけない呪文を口にしてしまいます。

やがて小屋を飛び出したミアを襲う死霊たち…次々と仲間たちが豹変している中、デビッドとエリックはミアを救う方法を調べだすのでしたが…。

映画レビュー
普通かな30年以上も前、1983年に公開された「死霊のはらわた」のリメイク作品です。
オリジナルの監督であるサム・ライミを制作に配して作られました。
サム・ライミといえば「スパイダーマン」で一躍有名になりましたが、ホラーファンとしては「死霊のはらわた」の方が代表作だと思います。

オリジナルでは漠然と遊びに来ていた5人に比べて、今回は薬物依存症を克服するためにという現代風(?)に置き換わり厳密な目的があったため、それだけシリアスになっていました。もっとも中盤くらいでその設定もどこかに消えましたけど。(^^; シリアスといえば…今回ギャグが入ってませんでしたね。私はサム・ライミの笑えないギャグは合わないので、その点は良かったかな。

【ここがいい!】
・シリアスになっているため、ギャグで恐怖感が途切れることがなくなったのはいいと思います。
・過去の話があったのは深みを持たせるためにもよかったです。
・釘打ち機が地味に痛かったです。エリックくんはいろいろなことをされても生きててまるでこっちが死霊みたいです。(^^;

【ここは問題かな?】
・本作だけを観ていれば問題ないかもしれませんが、オリジナルを観ていると死霊のパワーが落ちていると思います。昔はとにかくバラバラにでもしないと倒せないほどのパワフルさがあったために、えってこれで終わり?またあとで出てくるのかな?という感が非常にありました(出てこないしね)。年々パワーアップしているゾンビ系を観ている内に残酷描写に観客が慣れてしまっているというのもありますが、30年も前でありながらとにかくパワフルで今観ても怖いです。最近では映像が綺麗ですけど、昔は汚れていてのも怖さの要因かも。
・キッチン家電で骨まで切れるのかというのは置いておいても、ラストで引きちぎるのは無理じゃないのかな?ちょっと怖いというよりなにこれ?という思いです。
・ミアはそのままにしておいてほしかったかも。どんでん返しはどんでん返しですけど…あっけなさ過ぎて必死感がなくなってがっかりでした。

【一言いいたいコーナー】
・本が燃えない!のでどうなるかと思ったのですが…どうなったの?(@@)
・はらわたって感じがない!
・最後の最後にオリジナルの主人公アッシュを演じたブルース・キャンベルが登場して1言あるので止めないで最後まで観ておきましょう。
Number795・5人の若者の頭文字を集めると…になります。(^^; こういう拘りもいいですね。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
miaのmovie★DIARY(mia☆miaさん)の「死霊のはらわた(2013)
マープルのつぶやき(ミス・マープルさん)の「死霊のはらわた

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ラベル:ゾンビ ホラー
posted by 白くじら at 11:14| Comment(4) | TrackBack(2) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

ホテルゾンビ

幸運と呪いは紙一重ということか。
ホテルゾンビ [DVD]公開年2004年
DEAD&BREAKFAST
制作国アメリカ
監督マシュー・ルートワイラー
原案マシュー・ルートワイラー、ジュン・タン、ビリー・バーク
制作
制作総指揮ミランダ・ベイリー、チン・ワン、ジョン・マッデン
脚本マシュー・ルートワイラー
撮影デヴィッド・スカーディナ
音楽ブライアン・ヴァンダー・アーク
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
友人の結婚式に出席するためにガルベストンへ急ぐサラ(エヴァー・キャラダイン)、ケイト(ビアンカ・ローソン)、デビッド(エリク・パラディーノ)、ジョニー(オズ・パーキンス)、メロディー(ジーナ・フィリップス)、クリスティン(ジェレミー・シスト)の6人でしたが、途中、道に迷いラブロックという田舎町にたどり着きました。
街にはB&Bという支配人ロバート・ワイズ(デヴィッド・キャラダイン)が経営する民宿が1軒のみ…フランス人シェフ、アンリと揉めたもののやっと眠ることができた一行でしたが、朝4時頃。アンリがキッチンで惨殺、ワイズが心臓麻痺を起すというダブル事件が起こってしまいます。
シェリフ(ジェフリー・ディーン・モーガン)は容疑者として流れ者である男(ブレント・デヴィッド・フレイザー)を捉えますが、クリスティンたちも重要参考人として町に足止めされてしまうのでした。

クリスティンたちは流れ者に話を聞こうと保安官事務所に向かうのでしたが、民宿にいたジョニーはワイズの部屋で誤ってある箱を落としてしまいます。その箱に入っていたものは…人格が変わってしまったジョニーは次々と殺害を始め、そして箱を使って仲間を増やし始めるのでした。そしてその魔の手はクリスティンたちにも…。

映画レビュー
普通かなまたまたパッケージに騙された作品です。
パッケージから察するにゾンビが経営しているホテルでコメディだと思ったのですが、民宿でゾンビが経営しているわけでもありませんでした。一応内容はコメディでしょうけど、あまり笑えるような内容ではありませんでした。

作中では謎の男がゾンビではないと言っているように、霊魂によるもので、さらに人の一部を箱に入れることによって相手を操ることができ、首を落とすもしくは頭部を粉砕しなければ倒すことができません。なのでかまれたところで感染はしないものの、やってることはゾンビ映画です。(^^;

【ここがいい!】
・ライフルの弾丸を使うのに鉄パイプを利用して、手製の銃器を作るのはよかったですね。後ろから叩くのでとても狙いが付くような代物ではなかったのですが…何気に当たってました。恐るべし。
・なんともわけがわからない設定でしたが、ラストのエンディングロールで説明してくれます。(^^;
・プロローグでイラストが出てきますが、これから惨劇を期待させてくれるような絵でした。
・箱のデザインが中国の棺桶みたい。しかも貼られているのがキョンシー用のお札みたい。でもタイのお坊さんがやっているんですよねぇ。なんともはや。

【ここは問題かな?】
・ちょっと中盤辺りまでテンポが悪いですね。こういう作品はどんどん殺さないと。
・要所要所でミュージシャンが登場して解説してくれますが…こういう演出はなんだか脱力してします。
・デビッドのギャグは笑えません。特に血で滑りまくるところは見ていて痛いです。(T T)

【一言いいたいコーナー】
・久しぶりにデヴィッド・キャラダインを見てうれしかったのですが速攻で死にました。(@@) おいおい
・庭師を殺すシーンなど、まるで「バーニング」のようです。懐かしいショットですねぇ。
Number779・民宿のB&Bは、Bed and Breakfastからきており、これがDead and Breakfastとなって原題となってます。邦題は最悪ですね。

観ておいたほうがいい映画
サイコ (1960) ― コレクターズ・エディション [DVD]

監督:アルフレッド・ヒッチコック
参考価格:\2,625
価格:\210
OFF : \2,415 (92%)

コメントとトラックバックをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「ホテルゾンビ

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posted by 白くじら at 10:50| Comment(0) | TrackBack(1) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月21日

処刑山 デッドスノウ

海に行けばよかった…。
処刑山 デッドスノウ [DVD]公開年2009年
DOD SNO
制作国ノルウェー
監督トミー・ウィルコラ
原作
制作トーマス・エヴレン、ターレ・ストロームスタッド
制作総指揮ハラルド・ツヴェルト、エスペン・ホルン、マグニュ・エック、カイテル・オムベルグ
脚本スティッグ・フローデ・ヘンリクセン、トミー・ウィルコラ
撮影マシュー・ウェストン
音楽クリスティアン・ヴィーベ
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
マルティン(ヴェガール・ホール)、クリス(ヤニ・スカヴラン)たちノルウェーの医学生8人は、雪山で楽しむべくロッジに向かっていました。7人は車で、そして運動好きのサラ独りだけが別行動でスキーをしつつロッジへ。
その夜…見知らぬ男(ビョルン・スンクエスト)がロッジに姿を現しました。
彼は、この土地が呪われた地がと言います。第二次世界大戦時、ナチス、ハルツォク大佐が率いるアインザック部隊300名は、軍拠点のオクスフィヨルドに住む村人たちの家を荒らし、悪行の限りを尽くしたのです。しかし村人たちの怒りが爆発しナチスたちは殺されまます。ハルツォク大佐を筆頭に多くのナチスは金品を持ってこの山へ逃げ込み、今なお生きているというのです。

当然のことながら信じない若者たちでしたが、謎な男はその夜何者かに惨殺されてしまうのでした。
次の日、今だ到着していないサラを案じたベガード(ラッシー・ヴァルダル)は一人スノーモービルで探しに行きます。残されたアーランド(ヤップ・ベック・ラウセン)たちは遊んでいるうちに財宝を発見し、それがきっかけだったのか突如ゾンビたちの襲撃を受けるのでした。

映画レビュー
ちょっとオススメノルウェー産とは珍しい作品でしたので借りてみましたが、なんとも久しぶりな血達磨作品を鑑賞することになってしまいました。
ストーリーは突っ込みどころ満載なところがあって、ナチスのお宝(実際には村人のですけど)を奪ったから襲ってきたのではなく、その前からどんどこと襲ってきていますし(DVD説明文間違ってるし、予告もお宝を奪った瞬間ってなってるじゃん!)、お約束の携帯は30分前からつながらないといいつつ話をしていたり、謎のオッチャン一体なんじゃらほい…とかなかとか。
しかし!ナチスゾンビとの戦いはかなりいっちゃってますね。もう全員血しぶきを浴びて真っ赤、特に顔の滴る鮮血が凄いです。いろいろな倒し方、倒され方があるのも見ていて飽きないところですが、この「ちょっとオススメ」はあくまでもそういう人に対してです。流血耐性のない方はやめておきましょう。(^^;

なお、この作品はコメディとして鑑賞してください。ははは。

【ここがいい!】
・ほっとした後にさらに続く、みなさんしぶとくていいです。
・最初は夜のシーンでよく解らないところもあったのですが、中盤辺りから昼までの戦いとなり、白い雪山と鮮血との対比が鮮やかでした。これは最初のシーンでもそうなのですが、雪山が非常に美しいんですよね。
・医学生なのに血が苦手なマルティンでしたが、彼の成長ぶりはなかなかよかったです。

【ここは問題かな?】
・ラストのオチはよくあるものですがやっぱり面白い。ただ、最初から活動しているゾンビに対しては「別に関係ないじゃん」というような気もしますけど。特別なお宝だったのかもしれません。ちなみに、見かけ上お宝がしょぼいです。
・火炎瓶の自爆はコメディとはいえ、あまりにもお粗末です。

【一言いいたいコーナー】
戦っている人には声をかけてから近づこう!!本当!
・腸が強靭すぎるような。(^^; それにしても予告で「雪山は臓物(はらわた)の薫り…」というのもうなづける作品ですね。
・どっちかというと村人たちがナチスを恨んで…の方が強いような気がしますけど。
・映画好きの男アーランドのTシャツが「ブレインデッド」です。
Number778・ロッジで皆が遊んでいたのは「ツイスター」です。懐かしいですねぇ、異性同士だと妙に盛り上がります。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「処刑山 デッドスノウ
銀幕大帝α(ヒロ之さん)の「処刑山 -デッド・スノウ-

観ておいたほうがいい映画
ブレインデッド [DVD]
監督:ピーター・ジャクソン
参考価格:\4,935
価格:\17,305
OFF : -\12,370 (-251%)
レビューはこちら レビューはこちら

HIS NAME WAS JASON~「13日の金曜日」30年の軌跡~30周年メモリアルエディション [DVD]
監督:ダニエル・ファーランド
参考価格:\7,980
価格:\890
OFF : \7,090 (89%)
レビューはこちら レビューはこちら

死霊のはらわた [DVD]
主演:ブルース・キャンベル
参考価格:\1,480
価格:\170
OFF : \1,310 (89%)
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posted by 白くじら at 09:01| Comment(6) | TrackBack(2) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月25日

ゾンビ自衛隊

愛国戦士…それがお前だ!
ゾンビ自衛隊 [DVD]
2005年製作国:日本
監督:友松直之原作:
製作:GPミュージアム製作総指揮:
脚本:大河原ちさと撮影:ふじもと光明
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

富士の樹海…突如飛来したコントール不能に陥ったUFOが墜落しました。
その衝撃波は樹海一帯に何らかの影響を及ぼし、自衛隊員たちが木から下ろした首吊り女性、ヤクザ者に殺された男、ペンションでこけた時に死んだ女性、そして樹海中で死んでいた死体が生き返り生者を求めて襲い掛かるのでした。
女自衛官である友里(渡瀬美遊)を含む演習中の自衛隊員たちは、逃げる途中グラビア撮影中に襲われ逃げ出していたアイドルひとみ(みひろ)とヤクザと合流するとペンションに逃げ込むのでした。しかしそこにも…。
戦闘をする内に、失われた記憶が蘇りはじめる友里…そう彼女こそ!
今ここに、戦争で敗れた日本がアメリカに対してリベンジを行う一大プロジェクトが始まった!

映画レビュー

とほっ…ゾンビモノの一本ですが、とにかくハチャメチャ。グロいシーンも満載ですが、妙にしょぼかったりリアルだったりと微妙。序盤で、日本国旗をバックにおもいっきりアメリカ批判をしつつも、最後に「ジョージ・A・ロメロ」が出てくる辺り、ゾンビを崇拝しているメンバーの作品であることが判ります。

ラスト付近の自衛官の上半身と下半身離脱シーンなどはゾンビ3部作のラストを飾った「死霊のえじき」のワンシーンのオマージュなのかもしれないです。
ただ、ただのゾンビモノだけに収まらず、サイボーグに宇宙人などラストに近づくに連れごった煮感がぬぐいきれませんが、こういうハチャメチャなのが好きな人には受けるでしょうねぇ。かくいう私も好きでした。(^^)
まぁ、ただ、一般に受けることは難しいので「とほっ…」とさせていただきました。

【ここがいい!】
・このゾンビは脳みそをぶっ飛ばしても死にません!バラバラにしても駄目!宇宙人の一言にぶちきれる主人公の気持ちもわかりますね。
・奥歯を噛み締めて「加速装置!」…うーん、判ってますねぇ。
・とにかくしょぼくても飽きのこないゾンビ襲撃は、他のB級作品は見習わなければなりませんね。
・ラストの襲来から突撃もいいですねぇ。

【ここは問題かな?】
・とにかく特撮面ではしょぼいです。メイクはかなり雑。お金かければそこそこ面白い作品に仕上がりそう。

【一言いいたいコーナー】
Number658・ノリは「片腕マシンガール」「東京残酷警察」に通じるものがあるのではないでしょうか。ただこっちの2作品はかなりいっちゃってますけどね。(^^)

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ラベル:映画 DVD ゾンビ
posted by 白くじら at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月20日

エッジ・オブ・ダークネス

私は生きている限り、ゾンビ共をぶっ飛ばす!!
エッジ・オブ・ダークネス [DVD]
2009年(Edges of Darkness)製作国:アメリカ
監督:ジェイソン・ホートン、ブレイン・ケージ原作:
製作:ステファン・カヨ製作総指揮:
脚本:ジェイソン・ホートン、ブレイン・ケージ撮影:ジェイムス・L・ビルズ
音楽:パク・ホイamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

ゾンビの増殖により人々はアパートなどの一室に隠れ住んでいました。
若き女戦士ヘザー(アロンゾ・ジョーンズ)は路上でゾンビたちに襲われようとしている黒人親子を助け、自分の隠れ家へと連れて帰りました。子供の薬が必要ということを聞いたヘザーは、親子の家に行きますが、そこで待ち構えたのは牧師たち。彼らはヘザーを取り押さえ「どこにいる!」と…。

一方、アパートに住む黒人夫婦は、ゾンビのために食料を調達することができず飢えていました。とかと夫のスタンが外で若い娘を捕らえてきます。彼らはこの娘を使って共生生活をしようとするのでしたが…。

そして、そんな彼らのことをパソコンで執筆しているディーン。彼は執筆を速めるために手に入れた生体CPUをパソコンに取り付けますが、パソコンは電源を求めて触手を伸ばし始めるのでした。

映画レビュー

とほほー久しぶりに精神的に疲れる作品を鑑賞してしまいました。
よくあるゾンビモノかと思っていたのですが、どうも少しおかしい。
どうしてゾンビが出現したのかと言うのが、後半になって判るのですが…なんというか理由はぶっ飛んでいます。今までにない理由でしたね。ただ、そこまでのストーリーがはちゃめちゃなところがあるので、もうなんでもこい!でしたけどね。

まずストーリーが3組の人間達(と一応言っておきますが)の行動をかわるがわる追っているのですが、なんと最後まで接点がありませんでした。これではオムニバスでも良かったように思えますが、ただパソコンしているディーンの存在がとても怪しく、彼がパソコンにこれらの出来事を執筆しているふしがあるんですよね。ひょっとして、彼と残りの2組は違う世界なんだろうか?とかも思って見たのですが…でも彼の周囲にも結局にも「共通の」ゾンビがいました。うーん、謎です。
まぁ、このほかにもヴァンパイア?反キリスト?狂信的牧師様たち…



いったいどうなったのか判りません! …はい、ごもっともです。

【ここがいい!】
・序盤の町にいるゾンビの食事シーンはなかなか良かったですね。

【ここは問題かな?】
・ほとんどアパートのシーンで、またそこが薄汚れていますし、シャワールームも…なんだか観るのが嫌になるほど汚いのには参ってしまいます。逆にリアルなのかも知れませんが、どうも生理的に受け付けない撮り方でした。
・折角のゾンビの存在感がほとんどありません。そもそも主要人物でゾンビにやられた人っていなかったのでは?(^^; 出てきてもノロノロでやられるだけ、しかもドア閉めて向うで乱闘とか、主人公が驚いて見ている(でも私たちには見えない)場所でやっつけているとか…とにかくフラストレーションが溜まる溜まる。いったい見せ場はどこなんだー。

【一言いいたいコーナー】
・よく見ると原題は「Edges」と複数形になっているので、ゾンビ世界で生きていく3組のギリギリの生活を描いたということだったのでしょうか。
・黒人の男が窓を閉めろ!とか隣の家で襲われているのを見て「知らなかったから仕方がない」というのはゾンビのことかと思っていたのですが、どうやら日の光や、自分たちの獲物ってことだったようですね。ちょっとしばらく気が付きませんでした。
Number625・黒人夫妻に捕まった女性の血が不味い件ですが、何かで死人の血は不味いと聞いたことがあります。だからヴァンパイアは生血をすするんですよね。なので、あの女はヴァンパイアの長のような存在だったのでしょうか。

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posted by 白くじら at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月08日

斬撃 ZANGEKI

我々が決めるのは、善悪ではなく生死だ。
スティーヴン・セガール  斬撃 -ZANGEKI- [DVD]
2008年(AGAINST THE DARK)製作国:アメリカ
監督:リチャード・クルード原作:
製作:スティーヴン・セガール、フィリップ・B・ゴールドファイン製作総指揮:ビン・ダン、ジョー・ハルピン
脚本:マシュー・クリックスタイン撮影:ウィリアム・トゥロートヴェッター
音楽:フィリップ・ホワイトamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

その時代、街に謎のウィルスが蔓延しました。
感染力も強く発病した人間は生血を求めてさまよいだしまるでゾンビかバンパイアのようでした。そのため生き残った人たちは、日中に移動し夜は隠れる生活を強いられるのでした。そのような生活は自警団を組織することなり、やがてハンターと呼ばれる人たちをも生み出すこととなりました。

今、病院内で隠れていたモーガンとドロシーは、食料もなくなり病院外へ出ようと考えていました。そんなとき、肺炎の薬を求めて4人の者たちが病院に侵入、モーガンたちと共に、薬を求めつつも病院から脱出するために地下のシャッターを目指すことにするのでした。
しかし病院内には「なぜか」まだまだゾンビたちが巣くっており、彼らの生血を求めて襲い掛かってくるのでした。
そして、この街に生存者がいないか探索中のタオ(スティーヴン・セガール)たち4人のハンターもまた病院内に潜入、危ないところだったモーガンたちを救いシャッターからの脱出を計ろうとするのでしたが…。

一方、政府はゾンビたちを壊滅させるべく、空爆による街そのものの壊滅を目論んでいました。タイムリミットは夜明け!それはタオたちにとってあまりにも少ない猶予でした。

映画レビュー

とほほー沈黙の要塞」で一躍有名となったスティーヴン・セガールが、今度はなんとゾンビとの死闘を演じるということで…実は以前に観た「奪還DAKKAN アルカトラズ」のデキがあまりにも酷く、これはもう大量製作されているこのシリーズは観るまいと思っていのですが…ホラーファンとしては、これ「だけ」は観ておかなければなるまい!と…。(^^)

ですが…結局、後悔してしまいました。(-o-)
ストーリーもさることながら無敵のセガールさんなので、ある程度はどうしようもないのでしょうけど、肝心のセガールさんの出演場所があまりにも少ない上に、ほとんど喋りません。主人公はどう観てもモーガンたちでしょう。まずここでファンたちの失望がでそうです。さらに無敵は無敵ですが、意外と行動することも少なく、銃よりも長刀を使っています。ただ場所が狭いために使いにくいのでしょうか、まるで頭から何度も叩きつけるように斬るために…ひょっとしてその辺りの角材や鉄棒でもいいんじゃないかと思います。(^^; とても達人の動作とは思えません…が!無敵なのです!

さて、肝心のストーリーですが、突っ込みどころ満載です。
まず序盤から地下のシャッターを目指して逃げているのですが、4人組が入ってきたところ、セガールさんたちハンターが入ってきたところに、どうして戻ろうとせず謎のシャッターへ向かうのか!
感染からすでに何週間も経っているのに、いまだに生肉を貪り食っているゾンビたちがいるのはいったいどうして?共食いですか?
結局薬はどうなったの?
無意味にハンターが単独行動で危険地帯に…なぜ手伝わないの?その間何かしていたのかと思えば…通路のままだし。
宙ぶらりんの犠牲者たちの演出はいいかなと思いましたが…本当にぶら下がっているだけで…一人くらいは動きなさい!
最初に噛まれた男が感染しつつあと少しで仲間になりそうだったのに、ゾンビたちに襲われてしまうなんて何のための伏線?
ハンターの2人の女性…何のために存在していたの?一般人より弱いのでは?
まるで迷路のような病院…でも外から見ると普通に窓もあるし、割って出たら?
政府軍も昼間は寝ていることを知っているのに、どうして強固に夜明けに攻撃をしようとするのか?お昼まで待てばいいのに…で、ハンターや生存者が死んでもいいと、猛反対を押し切って爆撃。当然、無敵のセーガルさんたちはまったく影響を受けませんが、生き残ったことを知って、にこやかに猛反対していた人たちと握手を求めるリーダー…普通、ここでぶっ飛ばされませんか!

【一言いいたいコーナー】
…いつもならここにバシバシと書くのですが、勢いあまって上に書いたのでもうありませんが…ただ一つ!
Number596入ったところから出て行け!!

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posted by 白くじら at 22:49| Comment(2) | TrackBack(0) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月12日

ゾーン・オブ・ザ・デッド

死んで蘇る。それは実に忌まわしい放浪の旅だ。
ゾーン・オブ・ザ・デッド [DVD]
2009年(ZONE OF THE DEAD)製作国:イタリア、スペイン、セルビア
監督:ミラン・コニェヴィッチ、ミラン・トドロヴィッチ原作:
製作:製作総指揮:
脚本:ミラン・コニェヴィッチ撮影:スティーヴ・ブルック・スミス
音楽:ステファノ・カプリオーリamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

1985年、ユーゴスラビア、パンチェボ工業地区で、死後300年前の疫病で死んだらしい死体が発見されました。発見者の1人が肋骨で負傷、かすり傷なのに死んでしまいます。しかしその後、その死んだ発見者はむくりと…。

そして20年後の現代…セルビア(旧ユーゴ)でNATOとの大規模な合同演習が行われようとしていました。
そんな中、ブラックスモーク計画のタンク車両が駅に到着。3人の兵士と警備員との争いの際に誤射した弾丸がタンクに穴を開けてしまいます。そこから出たガスは、周囲の人間の命を奪い、そしてゾンビとして蘇らせてしまいました。町はゾンビに襲われ修羅場に…。

そんなこととは知らず、囚人の移送のためオークランドへ向かう護送車両がパンチェボへ通りかかりました。護送メンバーは元CIAの捜査官レイエス(ケン・フォリー)、これが初仕事となる新米でエリート捜査官のミリアスたちでした。しかし護送車はゾンビたちに襲撃され、車を捨て警察署へ逃げ込むことに。
周囲は無数のゾンビの群れ、果たして彼らは脱出できるでしょうか!

映画レビュー

とほっ…○○・オブ・ザ・デッドの名を冠されているということで、どうしようかと思っていたのですが、主人公をはっているのが、あのジョージ・A・ロメロ監督「ゾンビ」に出演していたSWAT隊員だということで、気になって観てみました。
と言っても続編というわけでもなく、別の話で、なおかつ、もうおっちゃんです。(^^;

1次感染と2次感染という区別をつけたのは面白いですが、2次感染者は動きの遅いのから速いのまでさまざまなのをひとくくりみたいです。ただ1次感染者は遥かに速く、知能も若干残していたようです。ボス的存在です。
対する人間側がかなりグダグダ感がありますね。緊張感もあるのかないのか微妙。時々、迫っているのを忘れそうになるくらい立ち止まって会話しています。
そのほかにも、いっちゃっている謎の人物とか、銃器よりもカタナを選ぶ主人公の一人とか、ラストの銃撃戦は命中率UPな人とか。(^^; まぁ、いろいろとツッコミたいところが多いですが、ゾンビの造型も結構いいですし、B級にしてはそこそこいいのではないかと思います。

【一言いいたいコーナー】
・寝ているゾンビは「ミート・オプ・ザ・デッド」に続き2回目。今度は完全に横たわって(しかもみんな同じ方向!)寝ていました。何だったのでしょう…やっぱり眠いんでしょうか。
・パソコンを使おうとするシーンがあります。ミリアスはそれを調べて「システムは正常、でも電源がない」と言いますが…つけてもないなのに正常とはこれいかに。案の定、電源が入っても役立たずでした。
・お前達の銃の弾丸はいったい何発入っているのだ!「あと2発、お前は1発」その後、どれだけ撃っているのだ!
・カメラをブレさせて恐怖感などをあおるのはやめて欲しいな。
Number586・エンドロールの途中で、あるオチがあるのですぐに切らないようにしましょう。

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posted by 白くじら at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

エイリアン IN キューブ

超自然的な現象だから予測は不可能だ!
2008年(THE DARK LURKING)製作国:オーストラリア
監督:グレッグ・コナーズ原作:
製作:製作総指揮:
脚本:グレッグ・コナーズ撮影:
音楽: 

ストーリー

IDGAF社の通信基地に、第320研究所のチーム4から救援要請が入りました。

研究所ではリーナがベッドから目覚めたところでした。ここはいったい何処?いったいどうしてここにいるのか…そして腕には「SC17」の謎の刻印が…突如として乱入してきた武装集団から逃げた彼女は、数名の研究所員と研究所に来ていた傭兵マイケルズ、オークランドたちと出会い、一緒に脱出を試みるのでした。
研究所内は不気味な怪物に変貌した所員らによって地獄と化し、脱出を目指す彼らは1人、また1人と倒れていくのでした。

感想はコチラから ▼

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2009年12月20日

ミート・オブ・ザ・デッド

誰も信じるな!ここでは誰も信じられない!
ミート・オブ・ザ・デッド [DVD]
2004年(DEAD MEAT)製作国:アイルランド
監督:コナー・マクマホン原作:
製作:エドワード・キング、マイケル・グリフィン製作総指揮:
脚本:コナー・マクマホン撮影:アンドリュー・レジー
音楽:ジョン・ジローレイ、エドワード・キングamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

アイルランド、レイトリム州では牛への感染症が拡大、農家が肥料安全法を違反し禁止肥料が使われたのではないかと疑われていました。
そんなところとは露知らず、マーティンとヘレナは田舎道を宿へ向かって走っていましたが、運転中にキスという事故では定番なことをしていると案の定、道に出てきた男を撥ね飛ばしてしまうのでした。
しかし、撥ねられ死んだと思われた男は、いきなりマーティンに襲いかかり、撃退はしたもののマーティンもまた首筋を噛まれ重態となってしまいました。ヘレナは近くの家へ助けを呼びに走りますが、無人に家でおかしくなったマーティンに襲われてしまいます。
訳も判らないままマーティンを倒し、逃げるヘレナの苗に農夫風の男デズモンドが現れます。彼は自分に付いてくるように言い、彼らはフィナ修道院を目指すのでしたが…その行く手には無数のゾンビたちが待ち構えているのでした。

感想はコチラから ▼

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2009年10月04日

ワイルド・オブ・ザ・デッド

家族を食べることは悪いことだが…その肉はいいのか!?
ワイルド・オブ・ザ・デッド [DVD]
2007年(UNDEAD OR ALIVE)製作国:アメリカ
監督:グラスゴー・フィリップス原作:グラスゴー・フィリップス
製作:デボラ・デル・プレト製作総指揮:
脚本:グラスゴー・フィリップス撮影:トム・キャラウェイ
音楽:イヴァン・コウティコフ amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

アパッチ族のジェロニモは抵抗を貫いた先住民として伝説に残っていますが、ゲリラ戦を重ねた末についに米軍に追い詰められました。そして彼は最後の切り札として、白人にある呪いをかけるのでした。

脱走兵のエルマーはある夜、酒場でピアノを弾いていましたが、酒場の踊り子に一目ぼれしていたルークといざこざを起こしてしまいます。結局、保安官に捕まり保安官事務所に投獄。その隣の牢には、妻と娘を「喰った」男ベンが入っていました。
深夜、脱獄する二人は保安官助手を変わりに牢にいれ(危ない!ベンに噛み付かれるぞ!)、酒場で踊り子と「遊んでいた」保安官から、金をふんだくって逃げるのでした。
逃げる途中知り合ったインディアン娘のスーザン…通称スー…と意気投合し、コロラド川へと方向を決めます。

一方、ベンの処刑を行う保安官たちでしたが、なにやら顔色が物凄く悪い。そう、噛まれた助手、そしてその助手に噛まれた保安官も、ベンと同じ症状になり始めていたのです。とはいうものの…そういうことは置いておいて、とにかく不埒な2人組みを逮捕するため、保安官は村人をつのり出発するのでした。
しかし…途中、「やっぱり肉喰いてぇー」!!

こうして3人はゾンビ保安官たちに追われることになるのでしたが…。

感想はコチラから ▼

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2009年02月17日

デイ・オブ・ザ・デッド

菜食主義者は人肉は食べないんだよ。
デイ・オブ・ザ・デッド DTSスペシャル・エディション [DVD]2008年(DAY OF THE DEAD)
製作国:アメリカ
監督:スティーヴ・マイナー
原案:ジョージ・A・ロメロ
脚本:ジェフリー・レディック
撮影:パトリック・ケイディ
音楽:タイラー・ベイツ
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
2007年5月、コロラド州レッドヒルは突如「検疫隔離演習」の名で隔離、隣町への唯一の40号線はローズ大尉(ヴィング・レイムス)の指示の元閉鎖されました。
部隊の一員であるサラ伍長(ミーナ・スヴァーリ)は、この町で生まれ育った娘でした。新兵のバドと共に家に向かったサラは、弟のトレバーと彼女のニーナに出会います。トレバーの友人であるカイルが鼻血を出したことに何かひらめくものがあったのか、彼女はバドを連れてカイルの家へ…そこで発見したのは2体の無残な死体でした。
大尉に連絡をしたサラは、風邪気味である母を連れトレバーたちとパインバレー病院へ向かうのでした。
大尉ともう一人の兵士サラザール(ニック・キャノン)と合流するものの、病院は同じような患者でごった返していました。いったい何が?病院の医師であるローガンは、空気感染し血液中で変異しているといいます。

ときすでに遅し、病院中で感染者がゾンビのように豹変し生者に向かって牙を剥きだしたのです。
倉庫に逃げ込んでしまったサラたちは必死に脱出方法を探そうとしますが…一方、サラと分かれてしまったトレバーとニーナは町に逃げ込みましたが、すでにそこも感染者たちが!助けを求めてDJのいる建物の入口を叩く2人、しかし!

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2008年05月18日

プラネット・テラー

1つ頼みがあるんだ…強いままでいてくれ。
プラネット・テラー プレミアム・エディション2007年(プラネット・テラー in グラインドハウス PLANET TERROR)
製作国:アメリカ
監督:ロバート・ロドリゲス
製作:クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス
製作総指揮:ハーヴェイ・ワインスタイン、ボブ・ワインスタイン
撮影:ロバート・ロドリゲス
脚本:ロバート・ロドリゲス
音楽:グレーム・レヴェル、カール・ティール
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ストーリー
テキサス…ゴーゴーダンサーのチェリー(ローズ・マッゴーワン)は、自分の人生を劇的に変えたいと、ダンサーを辞めて夜道をJT(ジェフ・フェイヒー)の経営するレストラン「ボーン・シャック」へ向かっていました。
折りしも近くの軍事施設では、科学者であるアビー(ナヴィーン・アンドリュース)と軍の隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)との生化学兵器の裏取引が行われていました。しかし被験者が逃げてしまい、さらに銃撃戦の中DC-2(プロジェクト・テラー)が破壊され、ガスが噴出されてしまうのでした。しかし、なぜかマルドゥーンたちはガスの中で恍惚の笑みを浮かべるのでした。

一方、チェリーはレストランで2週間前に別れた元彼エル・レイ(フレディ・ロドリゲス)とばったり遭遇。一緒に車に乗ることになりますが、その途中、突然飛び出してきた何かに運転を誤り転倒してしまいます。さらにチェリーその何者かに引き釣り出され、レイが助けに行ったときにはときすでに遅く、あろうことか右足を持ち去られてしまうのでした。
病院に向かったレイとチェリーでしたが、病院は謎の感染症に苦しむ患者でごった返し、レイもまた警察へと連行されてしまうのでした。
緑のガスは闇夜に立ち上り、広まりつつありました、そしてそれは…。

関連リンク
2007年「デス・プルーフ

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posted by 白くじら at 11:31| Comment(14) | TrackBack(5) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

ハウス・オブ・ザ・デッド

そのパーティに参加しなければ、あのようなことは起こらなかったのに…。

ハウス・オブ・ザ・デッド2003年(HOUSE OF THE DEAD)
製作国:アメリカ、ドイツ、カナダ
監督:ウーヴェ・ボル
製作:ウーヴェ・ボル
製作総指揮:マーク・A・アルトマン
原案:マーク・A・アルトマン
脚本:デイヴ・パーカー
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
サンホアン島で開催されるパーティの地図入り招待状を受け取ったグレッグ、サイモン、シンシア、カルマ、アリシア(オナ・グローアー)の5名の若者たちは、船の出発に間に合わず、別の船をチャーターしようとします。その島が別名イスラ・デ・ラ・ムエルテと呼ばれ、悪霊が棲むという噂があるために渋るカーク船長とサリッシュでしたが、サイモンは金の力で出向させました。ちょうど沿岸警備隊のチェックを受けようとしていたカーク船長は、さらに金をふんだくるや制止を振り切り出航するのでした。
こうしてカーク船長の船を追いかけ、沿岸警備隊のキャスパーも島に向かうことに…。

しかしすでに島では不気味な事件が勃発しており、彼らが上陸したときにはパーティの跡はあるものの、誰一人姿を確認することが出来ませんでした。
島にあったハウスに逃げ込んでいたルディーに、何が起こったのか聞いたサイモンたちは、島から逃げ出すことにするのでしたが…。

感想はコチラから ▼

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2007年06月25日

デッド・フライト

人がいる密集地域に来るまでに、コンコード239便を撃ち落せ!

デッド・フライト [DVD]2007年(PLANE DEAD)
製作国:アメリカ
監督:スコット・トーマス
脚本:スコット・トーマス
撮影:マーク・エバール
音楽:ネイサン・ワン

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ストーリー
ロサンゼルス発のコンコード239便は、嵐の夜を一路パリへと飛行を続けていました。
若いカップルやプロゴルファーのフリーマン夫妻、容疑者フランク(ケヴィン・J・オコナー)を護送中のトルーマン刑事(デヴィッド・チザス)、運輸保安局員ポールなどが乗り込み、それぞれが旅を楽しんでいましたが、この機には『国家レベルの積荷』と言われて積み込まれていた特別貨物が、気密スーツを着込んだ武装した護衛とともに貨物室に積み込まれていたのです。

折りしも外は大荒れの天候…振動する機体に特別貨物の留め金が外れてしまいます。
中から出てきたのは女性…が、何を思ったのか護衛は手にしたマシンガンで女性を撃ち殺してしまいます。しかし次の瞬間、死体となって転がった女性の姿は消え、護衛は目前に迫った彼女の狂喜の表情を目撃するのでした。
乱射されたマシンガンで機が不安定になった機長は、副操縦士に荷の様子を見に行くように指示を出します。副操縦士は責任者であるベネット博士の指示で、セバスチャン博士とソープ博士と貨物室へと潜り込みますが…。

一方、ワシントンDCでは、CIAとFBIの合同チームがロスのメドコン本社を押さえたが、4名の重要人物が行方不明になっている、という報告を受けていました。
その一人ベネット博士はレトロウイルスの研究に従事し、合成生物学の権威でした。彼はベトナムの蚊のDNAから新種のマラリア菌株の開発をしており、殺傷能力に優れつつも、その破壊された臓器を再び使用可能にする菌を開発成功していたのです。

そして…今や4人に増えてしまった感染者たちは、貨物室から客室へと標的を移し始めたのです!

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2007年04月22日

ブレインデッド

ある人と熱き恋をして、それが永遠に続くだろう。

ブレインデッド1992年(BRAINDEAD)
製作国:アメリカ
監督:ピーター・ジャクソン
製作:ジム・ブース
原案:スティーヴン・シンクレア
脚本:ピーター・ジャクソン、スティーブン・シンクレア、フランシス・ウォルシ
撮影:マレイ・ミルン
特撮:リチャード・テイラー
音楽:ピーター・ダセント

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ストーリー
1957年、スマトラ島南西沖スカル島には、逃がさないと、悪霊の餌食にされてしまうと言われる猿が棲んでしました。犠牲を出しながらも捕らえられた猿は、ニュージーランドのウェリントン動物園へ送られました。そのネズミによく似た顔立ちからラットモンキーと名付けられ…。

ウェリントンに住むライオネル(ティモシー・バルム)は、母子2人で屋敷に住んでいましたが、母に監視されるように生活をしていました。
一方、近くの雑貨屋を営むパキータ(ダイアナ・ベニャルヴァール)は、占いをするお婆さんから、星と月のシンボルが彼女に恋人を教えてくれると告げられ、それがライオネルではないかと心を時めかせます。しかしもう一つのカードは不吉にも苦難、挫折、死、悲しみを暗示していました。

やがてライオネルとパキータは動物園にデートに。楽しむ2人を盗み見る母ベラ(エリザベス・ムーディ)は、ふとした拍子に檻の中にいたラットモンキーに腕を噛み付かれてしまいます。ラットモンキーを蹴り殺す母にあっけに取られるライオネル。

母の傷を次第に酷くなり、体が崩壊を始めますが、それは単なる前兆でしかありませんでした。やがてゾンビ化してしまう母…それを隠そうとするライオネルの努力むなしく、芋ずる式に増えていくゾンビたち。それでも悪までも知らぬ存じぬを貫くライオネルでしたが、屋敷を狙う叔父(イアン・ワトキンス)の開いた大パーティについにゾンビたちの反撃が開始される!
感想はコチラから ▼

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2007年02月11日

サイレントヒル

闇に棲む者だけが街への扉を開けられる。
サイレントヒル2006年(SILENT HILL)
製作国:アメリカ
監督:クリストフ・ガンズ
製作:サミュエル・ハディダ、ドン・カーモディ
製作総指揮:ヴィクター・ハディダ、山岡晃、アンドリュー・メイソン
原作:コナミ「サイレントヒル」
脚本:ロジャー・エイヴァリー
撮影:ダン・ローストセン
音楽:ジェフ・ダナ

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ストーリー
2004年ごろ…9年前に養女として引き取った、娘シャロン(ジョデル・フェルランド)の夢遊病に悩まされていたローズ(ラダ・ミッチェル)は、夫クリス(ショーン・ビーン)にも黙ってシャロンと共に家を出ました。
目的地はシャロンが夢遊病時につぶやいていた言葉にもあったサイレントヒル。彼女はネットでサイレントヒルがウェスト・バージニアにあるゴーストタウンであることをつきとめていたのです。

深夜、ジープを走らせていたローズは、途中、白バイ巡査ベネット(ローリー・ホールデン)に詰問されますが、そのまま振り切りサイレントヒルへ…しかし街を直前にして前を横切った人影に驚き側道へ…。

気がついたとき、座席にシャロンの姿はなく、外は白い霧で覆われたような世界でした。
それは今なお地下で燃えている石炭の灰なのでしょうか。
ローズはシャロンを求めて、サイレントヒルへと足を踏み込みますが、そこには人外の生物の棲む呪われた街だったのです。

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ラベル:映画 DVD ホラー
posted by 白くじら at 23:19| Comment(22) | TrackBack(7) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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