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デンマーク、ゴーカート場を経営するクラウス・ヨハンセンは、昔は登山でならした人でしたが、9年前、エベレスト登山中に落下して負傷、それがきっかけで引退していました。
彼の娘イーダは友人たちから「クライマー」と呼ばれるほどの腕前、しかし両親はそれを良しとせず、別のスポーツを勧めているのでした。
ある日のこと、台所にいたクラウスが突然倒れました。
9年間ゆっくりと進行していた、ギランバレー症候群のために体が動かなくなってしまったのです。足の感覚がなくなり、筋肉を動かす脳神経が脊髄で切れるというこの難病の治療法は、未だ確立していませんでした。
シアトルにある私立病院であれば…しかし実験的治療には政府の補助金が出ず、この治療にはおよそ22万ドルが必要でした。
必死に金策に走る母を見守りながら、イーダはTVで見た建設中のCCT銀行ビルのことを思い出していました。
この新しい銀行の金庫は、シャフトの上30メールにあり盗むことは不可能だと、さらに保安システムが完成するまではロットワイラー犬、殺人犬が放されていました。
イーダは養子の弟セバスチャンと、彼女に想いを寄せているビデオカメラオタクのヨーナスとともに銀行を襲う計画を立てます。
セバスチャンは設計図を、ヨーナスは犬の対策を、そしてイーダは銀行のシステムとパスワードをと…そして行員パーティがある金曜日の夜、作戦決行の時刻はきた!
一見「スパイ・キッズ」のような子供たちのスパイものと思ったのですが…ハイテク装置というものは使わず身近なもので銀行襲撃をする物語です。インターネットでトランシーバーなど必要なものを手にいれ、費用は(^^;など、まるで現代っ子のような手腕です。いろいろ用意した小道具の使い方はまるでプロフェッショナルに近いよう、あまりにうまく成功しすぎるきらいはありましたが、なかなか緊迫感もあって面白い。
しかし「スパイ・キッズ」と同じく父を救うためにという前提条件があるものの、これはどんなに取り繕っても犯罪なのです。それでも彼女たちは父親のために実行してしまいます。
それがためか、こういう映画では珍しい結果に終わっていると思います。
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